○お四国参り最後のお寺は三角寺
昨日は埼玉県北本市の皆さんが人間牧場へ一泊二日で来ていて、早朝5時から妻が朝食作りを行いそれを私が人間牧場へ運ぶという慌ただしい幕開けとなりました。人間牧場までの山道はデコボコが多く、最新の注意を払ったのですが残念ながら助手席下に置いた味噌汁の鍋から味噌汁がこぼれて大慌てでした。それでも7時過ぎには到着し、妻の作った朝食をみんなでわいわい言いながら食べました。
一行はその後身支度を整えて山道を帰って行きました。さあそれから私はたった一人で風呂やトイレ、それに水平線の家を汗だくで掃除をし、生ゴミなどをトラックに積んで下山しました。途中稲葉さんの農園に立ち寄り少し談笑しましたが、稲葉さんは既に農作業の真っ最中で、サツマイモや山芋、スイカなどは活着して勢いよく伸びていました。
酒屋や料理屋に支払いを済ませゴミの処理をしてトラックを洗い、一連の作業を終えた頃には10時を回っていました。急いでシャワーを浴び着替えて妻と一緒に車に乗り、市内の会場で行われた子育て講演会にやっとの思いで間に合いました。それにしてもわれながら変わり身が早いと自分で納得しました。午前中の短い時間にあれだけの仕事をこなすのですから、自分を自分で褒めてやりたい心境なのです。
講演が終わるのを待っていた妻と娘の家を訪問し、約束していた孫二人をチャイルドシートを装備して乗せ、どこまで走っても千円の高速道路を走って川之江インターで降り、四国中央市にある四国霊場56番札所三角寺にお参りしました。実はこの寺が10年間以上もかかった私たち夫婦のお四国参りの最後のお寺なのです。
孫たちにとっては年寄りのお四国参りに何で同行しなければならないのか、不思議な感じもしたでしょうが、じいちゃん、ばあちゃんと一緒に外出するのはとても楽しそうで、車の中はまるでピクニック気分で大はしゃぎでした。
祈りの旅の終わりを示す掛け軸に納経の梵字を書いてもらい、既に終わっている納経帳と掛け軸の全てが埋まりました。後は高野山のみで、念願の桔願の日もそう遠くないようです。
私たちはお寺から横なでの曲がりくねった道を通って新宮に出ました。アジサイを見るためです。何年か前に何度か講演に来た旧新宮村はその後すっかりアジサイの村として有名になっているのです。昨日はアジサイ祭りが開かれていて、午後にも関わらず大勢の人が訪れていました。夏の太陽が照りつけ、孫連れゆえに大汗をかきながらアジサイ園を散策ました。今年は雨不足のため心なしかアジサイの花に元気が感じられませんでしたが、それでもアジサイの群落は圧巻でした。
花を愛でることは優しい心を育てることです。孫たちも大輪の花を咲かせたアジサイの花を眺めながら楽しいひと時を過ごしました。帰りは旧新宮村にあるインターチェンジから高速に乗り僅か千円で川内インターまで帰りましたが、途中の石鎚山SAでお土産を買ってもらいご満悦な孫たちでした。
もう間もなく長い夏休みがやってきます。一年生になった孫朋樹は「夏休みになったらおじいちゃんと遊ぶ」と張り切っていて、先が思いやられる今日この頃なのです。
「爺と婆 孫の二人を 従えて お四国参り 最後の札所」
「父さんと 母さん元気で いますよう 無邪気に祈る 孫の無邪気さ」
「アジサイの 里を訪ねて 来たものの 茶園の友に 結局会えず」
「往復で 二千円しか 要らぬ旅 何か得した ような気分に」
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息子夫婦が帰ってくるだけでも
気づかれなのに・・・
研修ともなると大変ですよね
そのうち 私たちも 1泊2日の研修に参ります(?)
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>kazuさん
首都圏埼玉からのお客さん6人の一泊二日の研修を受け入れるのは少々疲れました。
泊まること、飯を食べさせること、風呂に入れることなど、人一倍疲れるものです。
こんなことを文句も言わずいつもやっている妻の偉さに敬服しています。
それでも喜んで帰って行った皆さんの笑顔を見ると、疲れも吹っ飛びました。
無事お四国参りも終わりました。後は高野山参りです。今年中には何としても成就したいものです。
人間牧場主 若松進一
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朝からご苦労様でした!
数々のスケジュールをこなして
最後は あじさいですか? 人を癒したり、慰めたりは、
どんな言葉よりも 自然に触れることだと・・・教わりました。
お四国参りで、また 一段と浄化されましたでしょうか? おめでとうございます