shin-1さんの日記

○孫奏心君の初めてのお国入り

 昨日は伊予市商店街今年最初の土曜夜市や、双海町恒例のほたる祭りがあって、それぞれの会場に沢山の人が訪れたようです。例年だ双海町のほたる祭りは翠小学校をメイン会場に行われるのですが、今年はエコ改修で翠小学校の運動場が使えないため、グリーンツーリズムの中心となっているピザ釜広場が会場となりました。会場が狭かったり駐車場が確保しにくい事情を察知して、私は車で行くのを断念しました。

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(娘の家族と友人の家族)

 それでも娘の子どもの孫たちは昼過ぎから々マンションに住む家族と一緒にシーサイド公園へやって来て、ほたる祭りが開かれる夕方まで、雨の上がった砂浜で思う存分遊んだようです。 昨日のシーサイド公園は初夏を思わせるような陽気で、少し強目の西風が吹いていたため心地よく、孫朋樹は水しぶきとまでは行かなくても、ズボンを濡らしながら渚で一足早く夏を体感していました。携帯電話が入り孫のお守のために呼び出されてシーサイド公園に行きましたが、砂浜は子どもの歓声が賑やかでした。

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(孫尚樹君)

 2歳になったばかりの尚樹はまだ海には近づけないため、鯉の沢山泳ぐ池周辺で遊びながらソフトクリームやじゃこ天に舌鼓を打っていました。

 夕方家に帰ると、5月19日に生まれ奏心と名前が付けられた孫を連れて長男家族が来ていました。孫奏心にとっては、内孫としては初めてわが家へやって来たので、本人も含めてみんな戸惑うばかりでした。生まれて17日経ちましたが、母乳のため少し生まれた時より体重が落ちたようですが、まあ順調に育っているようで一安心しました。

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(初めてわが家に帰ってきた奏心君)

 17日前にお兄ちゃんとなった希心は、弟の誕生でお母さんの関心がそちらへ行くため、どこか割り切れない感じがしているようですが、お父さんと二人で夕食を済ませてからほたる祭りへ出かけたようです。二組の家族が集まると4人の小さな孫がまるで蜂の巣をつついたように賑やかで、みんなの食べるものを作る妻も買い出しに行ったりしながら、仕事から帰って慌ただしい一日を過ごしたようです。

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(長男の長男希心君)

  「孫が来て どこを向いても 孫孫で マゴマゴしてる 爺と婆」

  「四人目の 孫がわが家へ やって来た 私の姿 どんなに見えた?」

  「世の中は 何故にこうして 偏って 男ばかりが 生まれるのだろう」

  「泣く笑う こぼす転げる 絆創膏 孫が来ただけ わが家戦争」

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shin-1さんの日記

○時ならぬ叔母の家の消毒騒動

 ほんの目と鼻の先の近所に住む親父の妹が昨日突然やって来て親父に、「兄ちゃん、庭に植えている槇の木の様子が変なんのでちょっと見てほしい」というのです。丁度居合わせた私も一緒になって歩いて一分の叔母の家へ出かけてみました。見ると玄関先に植えた槇の木の新芽に虫が発生して、見るからに無残な姿をさらけ出しているのです。「環境を悪くするから消毒は嫌いだ」と日頃から言っている叔母なのですが、この槇の木だけには特別な思い入れがあるらしく、何のとしても守りたいので消毒をして病害虫を駆除してほしいと、私たち親子に頼むのです。

 この叔母は左官業をしている叔父の元へ嫁ぎました。叔父は町の消防団長も務め叙勲まで受けた立派な職人なのですが、数年前に仕事先で数年前脳卒中で倒れ、その後の入院生活で治りかけたように見えましたが、残念ながら回復することもなく、今は近くの特別養護老人ホームに入所してお世話になっているのです。叔母は近所のホームなので毎日見舞いに行くのが日課となっていますが、左官業を営む息子に家督を譲って隣に建てた隠居でつつましく暮らしているのです。

 問題の槇の木は本宅の玄関に植えられていますが、松の木だと剪定作業が大変だからと、家を新築した時夫婦で相談して庭師さんに頼んで少し張り込んで槇の木を3本植えていました。いわば家督を譲ったと言いながらこの槇の木は夫婦にとって思い入れのある木なのです。左官をしている息子は仕事に出てあいにく留守でしたが、槇の木の異常を偶然にも発見した息子嫁は姑の時ならぬ指摘を受けて戸惑い、仕事先へ電話をかけたようでしたが、相前後した私たち夫婦の応援を受けて、消毒薬のスミチオンも消毒道具も、そして歳老いた親父に代わって消毒をする私も全て外注し、害虫の駆除を行うことになったのです。

 最近は便利な消毒道具ができていて、消毒液を溶いたバケツに細いホースを差し込み、手でポンプ式の動議を押すと、消毒液が噴霧状になって出てくるのです。


 消毒は10分ほどで済みましたが、叔母の少し興奮したような状態も元に収まって、感謝されつつ親父と一緒にわが家へ帰って消毒道具を水洗いして作業を終えました。

 私はこの時まで、書斎で締め切りの近付いた原稿をパソコンに向かって書いていましたが、すっかり緊張の糸が切れて筆が進まなくなったため、思い切って家庭菜園に出て、親父と一緒に畑を耕してツルなしトウロク豆と、ツルなし金時豆の種をまきました。5月初旬に播いたトウロク豆も金時豆も既に2~3日前から収穫が始まり、食卓にのぼって旬の味覚を味わっていますが、こうしてずらし巻きすれば最初の豆類が終わってから収穫できるのです。

 今年は春先から初夏にかけて降水量が極端に少なく、松山市では既に断水や時間給水で騒がしくなり、夏の渇水期への備えをしているようですが、わが家では幸い庭に掘った井戸からの散水施設が整っていて、親父の世話で今のところ順調に野菜類が育っています。キウリもピーマンも収穫ができるようになって、朝晩家庭菜園に入るのが楽しみな季節を迎えているのです。

 時ならぬ叔母の家の消毒騒動に巻き込まれましたが、わが家の菜園は手塩にかけて育てているためまだ消毒はしていません。多分牛糞などによる地力があるためでしょうが、口に入る野菜類だけにできるだけ減農薬を実践したいと思っています。


  「消毒は 嫌いといつも 言っている 叔母は背に腹 変えて消毒」

  「玄関に 植えし槇の木 思い出が ある故病床 夫気遣う」

  「近所住む 故に何かと 巻き込まれ 親類よきも 悪しきもあって」

  「水不足 夏の予感が よぎるけど 節水程度か 出来ぬ人間」

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