shin-1さんの日記

○400字詰原稿用紙40枚をたった半日で書き上げました

 私が代表を務める21世紀えひめニューフロンティアグループのこれまでの活動状況について、「4000字程度で原稿を書いて下さい」とメールで依頼がありました。講演依頼と原稿依頼は余程のことがない限りお引き受けするようにしていて、依頼された時も締め切りは一ヶ月後となっていたので、「はいはい」と一も二もなく引きうけていたのです。ところがこのところの忙しさで、メールでの依頼だったためをすっかり原稿を書かなければならないことを忘れてしまい、メールの掃除をしていてその文章を見つけたのは締め切り一日前の一昨日でした。驚いたのなんのって、正直「しまった、締め切りに間に合わない」とパニックになりそうでした。

 とりあえず項目だけでも起こして順番に並べ替えながらつなぎを修正しようと、片っぱしから書き始めたのです。「思考は危機の産物である」という言葉がありますが、たまたま日程が空いていて少し余裕の時間があったのが幸いして、僅か半日で400字詰原稿用紙40枚を書いたのです。早書きのため拙文はまぬがれませんがとりあえず書き終え、もう一度依頼メールを読み返すと、様々な注意書きが添えられていて、文字は12ポイント程度とか写真を添付するようにだとか書かれていました。

 私はかつて6年前に台風の襲来で裏山が崩れ、その復旧作業をしていてチェンソーで足を切る大けがをしたことがあります。救急車で県立中央病院に運ばれ手術の後、約2週間の入院を余儀なくされました。家族の心配は大変なもののようでしたが、2~3日で痛みが引いてからは病院は何かと退屈で、足に大怪我をしているのに一日に一回の処置で後は何もすることがないのです。仕方がないので気心の知れた役場の職員にノートパソコンを運んでもらい、病院のベットの上で僅か2週間で「今やれる青春」という一冊の本を書きあげたのです。このことは看護師さんを通じて主治医に知られることとなり、「病院を何と心得る」と大目玉を喰らいました。ひょっとしたらブログを毎日二本書いている今の文章を書くスピードの方が、その時以上に進化しているので昨日の半日で40枚もあながち嘘ではないのです。

 今回の原稿はその時の本に書いたことがベースになっているため、早く書けたともいえます。昨日の夕方メールでその原稿を送りました。相手が土日で休みなのか、届いた旨の反応がないところを見るとまあ何とか間に合って明日月曜日には原稿到着のメールが届くことでしょう。


 私のように生まれつき字が下手だとコンプレックスを持ってい人は、下手ゆえに人目に触れる場所で字を書くことはわが身の恥をさらすようなものですからまず書きません。ところが時の上手い人は何かにつけて字の上手さを褒められそめているものですから、もっともっとと上手に書くことを訓練して、いつの間にか自信に満ちた字が書けるようになるのです。

 文章も同じで、文章を書くことにコンプレックスを持ったら、年賀はがきや暑中見舞いの一枚でもおっくうになるのです。私のように字も下手、文章を書くことを下手と自認しつつも、それもオンリーワンだと思って書き続けると、人様並に書けるようになるのです。私はこれからも文章を書き続けたい、それはもうこの歳ですから進化することよりも現状維持、あるいは緩やかな下降線であってもボケないための処方箋なのです。

 原稿を書き終え久しぶりに「仕事をした」って感じの充実感を味わいました。今はすっきりです。


  「半日で 四千文字を 書くという 俺の実力 まままあ自信」

  「物忘れ 近頃ひどく 認知症? 言葉悪いが 私も仲間」

  「平凡を 重ねて非凡 なりにけり 書くネタ無尽 記憶を記録」

  「追いかける ことより多い かけられる せめて追いかけ 気概を持って」


 

[ この記事をシェアする ]

shin-1さんの日記

○覚えたらもう忘れる

 パソコンの苦手な私はいつも息子たちの厄介になっています。何かあるとすぐに息子に電話をして聞いたり直接手ほどきを受けるのですが、昨日も別の場所に保存している写真をE判印画紙にプリントアウトすることができず早速電話です。この写真が加工できないと今日が締切の原稿を相手に送ることができないと急いでいるのに、「今晩帰るからその時にしよう」と軽くいなされてしまいました。親が息子に教えてもらわなければならにとは何とも情けない話です。

 息子は「電話のついでだが、昨日約束していた父の日のプレゼントは何がいいか考えたかい」と聞かれました。そういえば前日にそんな電話があったことを思い出しました。「適当な物が浮かばないからいい」と断りましたが、息子嫁のたっての希望もあって靴を買うことにしました。「じゃあ10時にエミフルで待ち合わせをしよう」と約束ができ、原稿のことが気になりながらもノコノコ出かけて行きました。

 昨日は梅雨になっても雨が降らず、多分30度近くまでは温度が上がっているのではないかと思われる今年一番の蒸し暑い日でした。

 
若松進一ブログ
(息子夫婦の父の日のプレゼント)

覚えたと思「そんなに気を使わなくてもいい」といいつつ、強い誘いに乗って開店間近な10時にエミフルで待ち合   

 郊外の田んぼの中に中四国でも一・二を争うようなショッピングモールができてから1年余りが過ぎました。夏の売り出し商戦はもう始まっているように、店内はバーゲンセールも始まって中々賑やかでしたが、私のような年代になるとこうした騒々しい場所はどうも苦手で、用さえ済めば逃げ出したいような心境でしたが、二人の孫を連れた息子夫婦と私はカートや乳母車に孫を乗せ、お目当ての店内を見て回りました。「もう靴に凝ったり着る物に凝ったりする年代でもないので」と、いちいち歳のせいにする自分を「そんなことはない」と打ち消してくれる息子嫁の助言を得て、靴屋でお洒落ないい靴を一足見つけてくれました。着るものも履くものも全て妻任せの私にしては、仕事で同行できなかった妻を外した珍しい買い物です。

 人に会う約束と午後から二つの会合に顔を出さなければならないので、食事もせず孫と一緒に本屋の喫茶店でお茶を飲んだだけで別れました。

若松進一ブログ
(お店の前の縫いぐるみの前で記念撮影)

 愛媛大学で地域実践交流集会の実行委員会を終え、家へ帰ったのは午後7時を回っていました。長男息子家族がやってきていて、早速パソコンの操作伝授です。こうしてどれほどのことを息子に教わったか分かりませんが、一つのことを覚えたと思ったら前のことを忘れたり、それを使って応用へとは中々結びつかないのですが、息子もそれを承知でメモをしてくれたり、慣れるまで私に実習をさせたりしてくれるのです。お陰さまで今日もまた一進一退ながら進歩したようです。孫を風呂に入れてやり、孫を抱き、賑やかな夕食をして息子たちは午後9時ころ帰って行きました。まあ一日早い父の日は息子夫婦からのプレゼントとパソコン伝授はしてもらいましたが、どっちがどっちなのか迷うような食事会で幕を閉じました。私たち夫婦も親父に座椅子をプレゼントし、和歌山に住む弟からは毎年のことながら親父にお酒の宅配便が届き、今年も健康で平和な父の日を迎えることができました。皆さんありがとう。

  「お洒落など 似合わぬ俺に 息子嫁 見立てた靴を 似合うと褒める」

  「今年また 父の日迎え プレゼント ゴマすりだとは 思いたくない」

  「覚えたと 思った矢先 前忘れ 一進一退 情けないやら」

  「今の世は 親父息子に 教えられ 逆じゃないのと 時々思う」 

[ この記事をシェアする ]