shin-1さんの日記

投稿者: | 2008年5月9日

○土佐清水市にて②

 若し私が東京から日本の各地へ旅立ったと過程すれば、目的地へ到着するにどのくらいの時間がかかるだろうと考えてみました。例えばわが町双海町だと羽田から飛行機で1時間20分で松山空港に着きます。そこから車だと50分くらいですから、乗り継ぎを含めても2時間半もあればいいのです。ところが土佐清水市に行こうと思えば、まず羽田から高知龍馬空港までは松山と同じく1時間20分くらいでしょうか、そこからは車で3時間以上かかり、ゆうに4時間半もかかるのです。遠い遠いと思う沖縄県の県庁所在地那覇でも2時間40分程度ですし、東京から新幹線でも博多まで5時間強で行けるのですから、同じ四国の地にありながらわが町から土佐清水市まで4時間以上かかることがいかに大変なものか理解できると思うのです。

 土佐清水市は飛行場も遠く、土讃線は窪川までしか走っていないし、高速道路も今のところ須崎までしか開通していないのです。もっぱら一般国道を走らなければならず、恐らく今後10年間は全ての交通アクセスにおいて今以上の進展はなく、かすかな望みは人口減少による交通量の減少とは皮肉な話です。

 でも私流に考えれば、これまで田舎だった所に高速道路が出来たり飛行場が出来たり、また橋や新幹線が開通した地域は殆どが人は通過するだけ、そしてストロー現象で人口が減り、大手資本の郊外店がどんどん増えてシャッター通りとなっていることを思えば、土佐清水市は何だかんだいいながら少なくても今後10年間はそれなりの現状を保ち続けることが出来るのですから、むしろ喜ぶべきことだと思わなければならないのです。

 昨日私は高知県土佐清水市地域雇用創造協議会の招きで、「雇用創出成功事例セミナーに出かけました。馬路村の村おこしに深く関わった経験を持つ松崎了三さんからの依頼で、高知県馬路村農協組合長の東谷さん、徳島県上勝町株式会社いろどり副社長の横石さん、それに愛媛県の私と、自分の口からいうのも何ですが、何とも贅沢な顔ぶれです。その3人が松崎さんをコーディネーターにして持ち時間各1時間を喋り捲りました。会場には土佐清水市以外の県下各地からも参加して、会場いっぱいの盛況ぶりでした。

(西村土佐清水市長さん)
(松崎了三さん)

 市長さんのあいさつの後、早速東谷さん、私、横石さんの順番で講演に入りましたが、参加者は熱心で、私を除けばそれぞれ資料を用意し、パワーポイントを使って要領よく話していました。私は資料もなく、ましてやパワーポイントも事務局から勧められましたが、僅か1時間なので全てを止めにして喋りに重点を置いたのです。

 前と後が凄い人なので、サンドウィッチのようにに挟まれぬよう、ジョン万次郎のことを引き合いに出しながら、まあ楽しく話しをさせてもらいました。

(東谷さん)
(参加者)
(横石さん)

 会場には大月町の岡さんや堀さん姉妹、産業振興課の西村さん、宮地さんなど、なじみの人も来られていて、久しぶりに会話を交わしました。また何年か前土佐清水に講演に招かれた折、早朝定置網に連れて行ってもらった窪津漁協の瀧澤組合長さんとも嬉しい再会をしました。

 セミナー修了後会場を移して交流会が行われました。本来なら宿泊する予定でしたが、残念ながら明くる日の予定が積んでいて、交流会を早目に切り上げ、カーナビの案内するままに元来た道を引き返し、12時過ぎにわが家へ帰って来ました。

 土佐清水はいい町です。足摺岬という一級の観光地を抱え、ジョン万次郎のふるさとでもあります。さらに海の幸や山の幸がふんだんに獲れて、食文化がヤタかな地域だと思います。要はこれらの素材をどう知恵で料理するかにかかっているようです。

  「三人が 話し紡いで 三時間 会場満足 寝る人もなく」

  「前と後 サンドウィッチの ようだねと 笑い誘いて 勝負をかける」

  「よくもまあ こんなお喋り 三人も 揃えたもんだ あんた(松崎さん)は偉い」

  「ジョン万の 最も影響 受けた俺 まずは市民に 少しのお返し」