shin-1さんの日記

○埼玉県の皆さんと一泊二日の楽しい交流会を行いました

 昨日午後4時ころ、高知県四万十市旧西土佐村から和田さんと西平さんの案内する、奥さんたちが初めてとあって急きょ予定を変更して埼玉県の工藤さんたちご一行がわが家にやって来ました。一年ぶりの再開なのですがどこか懐かしい感じがしました。わが家を一通り案内見学して、早速交流会の会場となったお目当ての人間牧場へ向かいました。工藤さんや峯尾さんにとっては人間牧場も2回目なので目新しいものはありませんが、工藤さんと峯尾さんの奥さんにとって四国は勿論、四万十川や人間牧場を訪問するのは初めてで、目を丸くしていました。この日は心配された雨も梅雨の晴れ間を楽しむように小休止で、幸運を喜びました。

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 昨日の交流会は埼玉県から6人、わが21世紀えひめニューフロンティアグループから6名の合計12名の参加となりました。せっかく埼玉県から来るのだからと、いつもは妻の手料理でもてなすところですが、今回は地元のお寿司屋さんに、瀬戸内海で採れる魚を中心に料理を作ってもらいました。先発隊の豊田、河野両氏がシーサイドで購入したじゃこ天や、西土佐から送られてきた手長川エビの茹でたものも加わり、何かと食べ物の多い交流会でした。

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 埼玉の皆さんとは人間牧場の沖合い眼下に見える由利島で無人島に挑む少年の集いを10年間にわたって共同実施してきただけに思い出も格別で、呑むほどに酔うほどに懐かしい話に花を咲かせました。工藤さんの奥さんや峯尾さんの奥さんにとっては、これまで私たちのグループとの交流はうわさ話程度でしかなかったのでしょうが、こうして現地を訪ねて聞く話はリアル性に富んでいて、男のロマンを感じたに違いないと思いました。

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 西の端に夕日がゆっくりと落ち、夜の帳が下りてウッドデッキの上は雰囲気も最高潮でした。雨が降るかも知れないというので今回は残念ながら蚊帳を張りませんでしたが、屋外用の照明に照らされたデッキの上は、夏の海から吹きあげてくる風も心地よく、北斗七星や北極星が頭上に輝く満天の星空を眺めながら、時々電気を消したりデッキに全員が寝転がって星空を観察するなど、四呂遅くまで楽しく語らいました。

 私はあくる朝の朝食の準備がるので山を降りましたが、12時30分ころから雨が降り出し長旅の疲れを癒すように床に就いたようでした。

 今朝は5時過ぎに起きて妻はせっせと朝食を作ってくれました。私は7時過ぎ人間牧場へそれを運んで質素ながら食べてもらいました。

 今日は松山市内見学をする予定で、所用のある私は河野さんと佐々木さん、豊田さんにお願いして人間牧場で皆さんに別れを告げました。風呂やトイレ、そして水平線の家の掃除をして下山しましたが、思い出をよみがえらせるいい交流会となりました。


  「懐かしき 友遠方より 来るあり 眼下に見える 島を眺めつ」

  「十年も 一緒に行動 無人島 あんなこんなが 昨日のように」

  「蚊帳の外 いつも話を 聞かされた 今日はしっかり この目この耳」

  「それぞれの 生きた人生 その中に 同じ思い出 少し共有」 

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shin-1さんの日記

○孫たちの1/3論

 私たち夫婦は結婚して40年になりました

 その間4人の子どもが生まれました

 最初は1+1=2でしたがいつの間にか

 1+1=2ではなく1+1=6となったのです

 その子どもが2人結婚しました

 それから何年かして孫が4人生まれました

 最初は1+1×2=4でしたがいつの間にか

 1+1×2=4ではなく1+1×2×2=8となったのです


 ある年悲しい出来事がありました

 祖母と母親が亡くなりました

 最初は5-2=3でしたがいつの間にも

 5-2=3は5-2=3のままなのです


 4人の孫はそれぞれ成長しています

 わが家へやって来る孫たちの3人までが自己主張するようになりました

 最初はイチゴを3個ずつ分け与えても文句を言いませんでしたがいつの間にか

 9÷3=3ではなく 4+2.5+2.5=9となったのです

 4人の孫の中で1人の孫は今年の春小学校へ入学しました

 殆ど毎日算数を勉強しています

 最初は足し算や引き算だけでしたが掛け算を覚えました

 いつの間にか1+1=2と1×1=1が不思議で仕方がないようです


 家の玄関先でメダカを飼っています

 そのメダカが卵を産んで赤ちゃんがかえりました

 最初は10匹だけでしたが坪の中が無数になりました

 いつの間にか9×?=9ではなく9×?<?となったのです


 わが町の人口は昭和30年には1万人を超えていました

 町から人が出て行って人口が7千人1千人と減り続け

 最初は多かった人口も

 いつの間にか1万人→5千人弱となったのです


 私たち夫婦は若いころから一生懸命働きました

 親父の建てた家を弟に譲り借金して家を建てました

 最初は返済していた借金もやがて返済が終わりました

 いつの間にか人間牧場に別の家が建ち1+1=2となったのです

 私たち夫婦は毎年確実に一つ歳を加えています

 私は64歳で妻は63歳です

 最初は余り感じなかった夫婦の年齢差は

 いつの間も今もこれからも一つ違いのままなのです

 数字とは不思議なものです

 数字とは面白いものです

 数字とは怖いものです

 いつの間にか数字は増えたり減ったり変化しているのです 

  「毎日の 暮らし数字で 成り立って +-×÷ 色々使う」

  「イチゴ分け 不満の孫が 主張する 俺は兄貴だ もっと食べれる」

  「人生は 増えることだけ 思うもの 増えた数だけ 何処かが減って」

  「あと残り 幾つあるかと 指折れば 少しため息 出そうになって」

  

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