shin-1さんの日記

投稿者: | 2008年5月25日

○雨の中のサツマイモ植え・その②

 本当は草を取って畑を耕す作業から子どもたちにやらせたかったのですが、雨の影響で3時間のプログラムでは無理なので、数日前耕運機で耕し、昨日畝立てを事務局職員がやってくれていました。予想通り雨が降ったためお陰で大助かりです。

 子どもたちはイノシシ除けの空き缶作りと畑へマルチシートを被せる2班に分かれて作業をしました。ロケ風呂の下の畑に集まった子どもたちは一班2畝の割り当てで作業をしました。その頃から濃い霧が出て畑の隅に立っている杉の木さえも霧に隠れるほども、まさに五里霧中といったところです。

(人間牧場は完全に霧に包まれ司会は100メートルという幻想的な雰囲気でした)
(あらかじめ作っておいた畝に黒いビニールシートのマルチをかける作業をしている子どもたち)
(みんな思い思いながら一生懸命働いていました)

 こうしてマルチをかけると草が押さえられ除草の手間が省けるだでなく、余分な水分が入らないため美味しいサツマイモが出来るのです。この作業は久保さんや小谷さんといった農家のおばちゃんが意外なリーダーシップを発揮します。田舎の言葉で子どもたちの作業を指導するこの姿こそまさに生きる力の伝授なのです。

 やがてマルチの被覆もできて、みんなでツルを植える作業を始めました。マルチに穴を開けながら手スコップで穴を掘りツルを埋めるのですが、子どもにとってはツルのどの部分を土の中へ入れればいいのか分らず、逆に差し込んでおばちゃんに叱られた子どももいました。

(ロケ風呂の押し上げ窓が、まるで口を開けたマンモスのようだと子どもが表現する人間牧場の農場で作業する子どもたち)
(全員で芋ツルを植える作業風景)

 段取り八分というけれど、かなり速いペースで作業が進みました。これも事務局の皆さんの三年間の積み重ねなのでしょう。最後の仕上げはイノシシとの戦いです。知恵の網とでもいうべき漁師さんからもらった網をみんなで周りに張り巡らす作業をしました。鉄筋杭を打ち込み、網を広げて鉄筋に縛りつけ囲いをするのです。

(網張り作業)
(イノシシに壊されないようにとの願いで空き缶も随分沢山吊り下げました)


 さあ完成です。去年の経験だと多分これで大丈夫です。これから夏の暑い季節に草を刈ったり引いたりしながら肥培管理をして秋の収穫を迎えるのですが、子どもたちの頭の中にはどんな夢が広がってることでしょう。

 作業に使った道具類をまとめて片付け子どもたちに足湯のサービスです。正直泥まみれになって汚れた子どもたちには床を汚すため入って欲しくはないのですが、これも私の修行と位置づけているため、後日雑巾がけを小まめにして掃除をしようと諦めているのです。


 一組9人から10人にして五右衛門風呂で足湯のサービスです。風呂釜の周りに車座になって足を入れて座るのです。いやあ驚きました。子どもたちは大満足でVサインを出してくれました。「進ちゃん、いい湯だねえ」とか、「足がポカポカ、心もポカポカ」「今度はお風呂に入りたい」などとまるで大人のような感想を言うのです。これまで2回は足湯のサービスを行っていないため、子どもたちにとっては初めての体験だけに思い出に残ったことでしょう。家に帰ると妻に近所の人が、「今日は孫が足湯のサービスを受けてとても嬉しかった」と報告があったそうです。ロケ風呂の思わぬ反響に、今度は天気のよい豊田漁港の眺望が開ける日に是非入浴させてやりたいものです。

 今年も少年少女おもしろ教室は無事始まりました。ふるさと教育んp必要性を日頃から提唱する私はこの日、子どもたちにハーモニカで「みかんの花咲く丘」という曲を吹いてやりました。人間牧場周辺は今みかんの花の甘い香りに包まれています。

  「足湯する 幸せそうな 顔を見て こちらも嬉し 心ウキウキ」

  「一日で 牧場まるで 泥だらけ これも修行と 雑巾かけぬ」

  「この秋は イノシシに勝ち 収穫が できるだろうと 網張り万全」

  「おばちゃんが 一番力 発揮する 生きる力は 凄いものです」