shin-1さんの日記

○一週間に二回山口県日帰りの旅①

 いくら山口県が愛媛県の隣の県だからといって、一週間に二回も日帰りの旅をするなんて、何が何でも無茶だと、妻にさえ呆れさせることをやってしまいました。今日は広島経由にして往復新幹線を使いました。時間的には幾分短縮できたのでしょうが、広島の宇品港から広島駅までは電車で片道1時間もかかりました。ゆえに新幹線を使っても、三津浜~柳井の防予汽船利用の場合とそんなに変わらないようです。結局は高速船や新幹線利用の金額が高いため骨折り損のくたびれ儲けのような変な感じがしています。

 夜遅く自宅に帰りパソコンの前に座ってここまで書くと、23時を過ぎていることに気がつき、妻が疲れた身体を気遣って、夕食や風呂に入るよう進めてくれているので、この続きは明日の朝書くことにします。おやすみなさい。

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 今朝早くに目が覚めて続きを書いています。夕食の門限を8時、遅くとも9時と決めているのに、このところ出張や夜の会議が続いて、夕食を遅く取っているため少し変な感じがするので、今後は出来るだけ戒めたいと思っています。

 さて昨日も私にとっては忙しい一日でした。久しぶりに松山観光港から船に乗って瀬戸内海を渡りました。昨日は午前中天気はすこぶるよいものの季節風である北東の風が吹いて、船が少し揺れました。それでも平清盛が造ったという音戸の瀬戸を越えて、途中寄港した大和ミュージアムのある呉港辺りは波もなく穏やかで、何人かの人がデッキに出て、陸のくじらと呼ばれる潜水艦の屋外展示を見ながら、係留している海上自衛隊の本物の潜水艦と比較しながら、物珍しそうに比較していました。

 広島の街も宇品港界隈は高速道路の高架橋が幾つも出来て、訪ねる度にまるで未来都市のような発展ぶりを見せています。広島市では秋葉市長の提案するオリンピック誘致が真剣に議論されているようで、連日新聞やテレビでその様子が取り上げられているようです。正解最初の被爆地広島で平和の祭典といわれるオリンピックが開かれれば、核廃絶運動の大きな盛り上が李となるだろうことを思うと、誘致のハードルは高いものの、是非実現して欲しいと個人的には思っています。

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 広島から新幹線に乗って目的地の新山口を目指しましたが、車窓にはたわわに実った稲の黄金色とあぜ道に咲く真っ赤な彼岸花のコントラストが実に見事でした。新山口の新幹線口には自由律詩で有名な山頭火の銅像が建っています。俳句王国愛媛と縁の深い山頭火の銅像は秋のどことなく感じる物悲しい雰囲気にぴったりで、列車の待ち時間を利用して駅舎を出て写真に収めました。

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 湯田温泉までは島根県益田行きの鈍行列車で僅か15分です。相手の指定する交通機関を一便ずつ早めて乗ったため、湯田温泉駅へ向かいに来るはずの人は来るべきもなく、駅の構内にある湯田温泉界隈の地図を頼りに、会場となっているホテルニュータナカを目指して歩きました。ホテルの直ぐ近くの足湯に少し足を浸して山頭火になったような気分で一句詠み、湯田温泉の大通り面したホテルの正面玄関から中に入りました。

 通された3階の講師控え室は立派なもので、早速担当する事務局の女性職員と簡単な打ち合わせをして、出番を待ちました。公園は時間余りの短い時間なので持参したDVDも利用せず、一気に早口で喋り役目を終えましたが、会場の雰囲気も上々で、気持ちよく会場を後にして、事務局女性職員が同乗して新山口駅までわざわざ送っていただきました。

  「山頭火 なった気分で 放浪す 足湯浸かりて 旅の疲れを」

  「稲黄金 真っ赤な色の 彼岸花 秋は深まり 車窓を走る」

  「あの米を 喰ってみたいと ふと思う 卑しい心 頭持ち上げ」

  「芳しき 匂い漂う 高校生 前席座り 心ときめく」

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shin-1さんの日記

○アイデアと経営理念で成功を

 昨晩は伊予商工会議所3階で開かれた伊予市青色申告会の研修会に招かれ出かけて行きました。与えられた演題は「アイデアと経営理念で成功を」という、かなり難しいものでした。物事を成功させるにはイマジネーション(目標をイメージする想像力)とセルフイメージ(自分自身が持っている、自分がこういう人間だという自己像)の二つが必要ですが、成功レベルに持って行くには、イマジネーション×セルフイメージ=成功レベルという計算式が成り立つようです。

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 人はあれもしたいこれもしたいと、色々なことを考えるものです。その中で斬新なものをアイデアというのでしょうが、アイデアは一朝一夕に出るものではなく、長い時間をかけて積み上げたものが微妙に絡み合い生まれてくるのです。さて私の場合アイデア原点は何かと問われたら次のことが頭に浮かんでくるようです。

 ①生まれた頃から海を見て育った風の人の運命(海の向うに何がるのかという探究心)

 ②漁師7年の生産活動(海から陸を見る・海抜0mからの視点・海のメカニズム)

 ③青年活動で得た4つの道具(仲間・主張・ふるさと・感動する心)

 ④二つの大きな旅で得た価値観の変化(実習船愛媛丸での遠洋航海・第10回総理府派遣青年の船)

 ⑤病気を機に就職した役場での公人としての使命(教育委員会・産業課・企画調整室・教育長)

 ⑥夕日を金にするまちづくり活動(夕焼けコンサート~シーサイド公園整備までの20年間)

 ⑦家庭を開くことの意味(私設公民館「煙会所」・海の資料館「海舟館」・「夕観所」)

 ⑧21世紀えひめニューフロンティアグループ20年の軌跡(空からふるさとを見る運動~無人島・丸木舟)

 ⑨全国行脚と教鞭(年間120日の講演活動・愛媛大学での地域活性化論)

 ⑩退職後の人間牧場での活動(ふるさとへの恩返し・家庭人として・85歳まで生きる人間力)

 ざっと拾い出してもこのくらいのアイデアの源を持っていますが、これらを発想し行動を起こし成果を得ることは並大抵のことではできないのです。多くの仲間やスタッフが加わり、「夢はドリームではなくターゲットである」という私の持論に基づいてそれなりの成果を収めてきたのです。

 アイデア(ひらめき)をいい企画にする方法は次のようなことが考えられるようです。

 ①アンテナを高くして心の扉を開く

 ②潜在能力に気付き顕在能力に変える

 ③日ごろから問題意識を常に持ち続ける

 ④始めの一歩が大事(始める活動・高める活動・続ける活動・やめる活動)

 ⑤行動する仲間を集める

 ⑥イメージを売るCI戦略

 ⑦物語をつくる

 ⑧情報の加工

 ⑨マンネリ化の防止

 ⑩記録して記憶させる

 昨晩は思いつくままに、まあこんなことを話しましたが、沢山の熱心な人に聞いていただいて、2時間があっという間に終わってしまいました。

  「アイデアの 泉は何か 問われたら あり過ぎ困る 今も湧き出る」

  「失敗も 指折り足らぬ ほどあった 乗り越えたゆえ 成果収める」

  「アイデアは いくらあっても 価値はない 成果残さば 一歩踏み出せ」

  「あれしたい これもしたいと 夢が沸く 身の丈ほどの ささやか想い」

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