shin-1さんの日記

○ミツバチの巣箱の中は

 昨日は採蜜を終えて一段落したところで、井上師匠とミツバチ談義に花を咲かせながら、他の巣箱を見て回りました。種蜂を入れて2年前に人間牧場へ興し入れしてきた、一番元祖の巣箱は井上師匠から借り受けている古い巣箱です。今年は自然分蜂して入居しましたが、残念なことに余り元気がないのです。今年も越冬して種蜂保存くらいにしか思っていませんでしたが、掃除のためひっくり返してみると、黄色い巣がかなり成長しているように見えましたが、予断を許さないようです。

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(1号巣箱の点検をしてくれている井上師匠)

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(1号箱の様子)

 今年8合の採蜜をした2号箱は、その後群れに逃げられましたが、私が柿の木に群がった群れを米袋に入れて無理やり連れ戻したものです。何とか居座って元気に活動しているようです。7月30日に細密してからまだ1ヶ月しか経っていないので、これから秋の働きに期待したいと思っています。

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(2号箱の様子)

 さて重箱だった3号巣箱も、馬路村式巣箱に変えて7月30日に、逃げたミツバチの群れをヤマモモの木の上に登って巣箱に引き戻したものですが、どうにか収まっているようです。このすばこもこれから成長するだろうと思われるので1号、2号箱とともに越冬して種蜂となり、来年に備えて欲しいと願っています。

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(3号箱の様子)

 いずれにしても昨年と違って、人間牧場の4つの巣箱は全て種蜂がいるので、来年は大いに期待が持てそうです。はてさて家の裏の巣箱も決断の時を迎えています。このところの暑さのせいなのか、はたまた巣箱の中が窮屈になったのか、巣箱の前に大量のミツバチが羽根を休めてたむろしているのです。4月30日に設置し間もなく入居したものなので、採蜜も考えたいと密かに策を練っている今日この頃です。

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(5号巣箱の今朝の様子、ミツバチが沢山入り口でたむろしていました)

  「少しずつ 少しずつだが 進化して ミツバチ狂い 当分続く」

  「ミツバチの 世界は未だ 知らぬこと 多過ぎ学び ついて行けない」

  「明日の朝 採れた蜂蜜 パンに塗り 試食洒落込む 喉が鳴るわい」

  「後一つ 巣箱採蜜 する予定 秘策練りつつ 刺されぬように」

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shin-1さんの日記

○順調だった採蜜作業

 このところ終わりに近づいた夏の総決算を急いでいます。採蜜作業もその一つで、5個設置しているミツバチの巣箱も順調に入居していますが、4号巣箱と名前をつけているツリーハウス近くの巣箱の様子が、随分良くなったようなので、ミツバチ飼育の師匠である西予市野村町の井上登さんの協力を得て、昨日決行しました。

 井上さんは採蜜作業の七つ道具を軽四トラックに積んで9時にはもう人間牧場へ到着していました。私は前夜広島県福山市からの帰りが遅く、加えて早朝に鱧の下ごしらえを妻から頼まれて手間取ったため多少遅れ、それでも待ち合わせ時間の9時には人間牧場へ行ったものの、師匠に先を越されてしまいました。

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(巣箱を二つ引っ付けて斜めにした採蜜作業風景)

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(巣箱の中に進入していたスズメバチの雌)

 採蜜作業には色々な方法がありますが、井上師匠と私が選んだ方法は、巣箱を横に並べて三つ葉位置を追い込む方法です。昨年はござの袋に追い込む方法でやりましたが、蜂蜜は取れたもののものの見事に失敗をしてに、蜂の群れを逃がしてしまいました。

 井上師匠の指導の下、巣箱を作業のしやすいウッドデッキまで運び、別の巣箱を連結して斜めにしてミツバチを暗い方へ追い込む作戦です。巣箱の天板の釘を抜いて外しました。そしてミツバチの巣をテグスで天板から切り取り巣箱を叩くと、ミツバチは驚いてブンブンと移動し始めました。適期とばかりに巣を巣箱から取り出してプラスチック容器に取り出しました。巣は予想通りかなり蜜が溜まっていて、2升くらいは採れるのではないかと、笑顔で話しました。

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(天板を外すと中からたっぷりの蜜が出てきました)

 結局この日の作業では、天板を外して採蜜をしたためミツバチの本隊は移動せず箱の側面に群れて、天板を再び釘で止め元の場所に戻した結果本体を逃がすこともなく作業を終えました。思わぬ作業の順調さに多少驚きながらも10時30分には全ての作業を終え井上師匠は帰って行きました。

 私も収穫した巣を入れたポリ容器を積んで山を降りました。さあそれから急いで流下式採蜜道具を倉庫から取り出して手入れをして際蜜です。夏の暑い日差しが照りつける家の庭で汗をかきながらポリ容器の蜂蜜をたっぷり含んだ巣を移し替えました。ミツバチが何匹か犠牲になりましたが、私も薄い手袋をしていたものの、人差し指と小指の2箇所も不用意にも刺されてしまいました。今朝は刺された左手が赤く腫れ上がり、少し熱があるようですが幸いなことに左手だったために、パソコン操作や食事には支障がなく不幸中の幸いだったようです。

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(威力を発揮する手づくりの流下式採蜜器)

 流下式採蜜器は順調に作動し、今朝の時点で一升瓶に2本、つまり2升も蜂蜜を採取することができました。多分今日の午前中に残りが落ちる予定なのでまあ先日の八合と合わせると3升となるようで、昨年よりも1升少ないのですが、家の裏に設置したのを採蜜すると軽く目標どおりの成果を得られるようでホッとしています。

 それにしてもよくミツバチに刺されます。今年も2回やられました。免疫が落ちることを心配していますが、自戒は刺されないようにしようと心に誓いました。

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(ミツバチに刺され赤く腫れ上がった左手の人差し指と小指)

  「採蜜は 全て順調 思いきや 蜂に刺されて 後味悪く」

  「今回も 二升蜂蜜 取れました 今朝は取れたて 食パン塗って」

  「少しずつ 上達してる 養蜂も 奥が深くて 難問次々」

  「お師匠が いるからできる ひ弱さに 納得しつつ 採蜜学ぶ」


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