○北海道佐呂間町から玩具のようなカボチャが届く
昨日北海道佐呂間町の方から宅配便でカボチャが届きました。宅配の宛名と内容カボチャを見て、不思議?に思いました。失礼ながら送り主の名前の記憶がないのです。私のカンピュ―ターが働き始めましたが、卑しい私の頭は佐呂間町×カボチャ=食用でしか検索できず、またカボチャにしては重量が軽いと思いつつ、ついには段ボールの開封と相成りました。
中味は何と新聞紙にくるんだ観賞用のカボチャでした。その数ざっと12種類です。とっさに書斎の引き出しにしまっている昨年の2009Writing Calendarを取り出し、記憶の彼方にある9月の予定表を見ました。昨年の9月の予定表には9月16日~19日まで、北海道佐呂間町の船木さんの紹介で4日で4ヶ所も北海道で講演をしているのです。18日に佐呂間町民センターで行われた寿大学の講演の折、佐呂間町の役場の人と面談し、その方が中心になってカボチャで町おこしの話を聞きました。その折綺麗な観賞用のカボチャの幾つかを見せていただきましたが、まるでおもちゃの世界のようでした。その折種をいただいた記憶がありますが、全て友人に配ったため、その後の消息は確認もしていませんでした。
偶然というべきでしょうか、あるいは相手が意図的なのでしょうか、出会ってから丁度一年後の前日にカボチャが届くとは、もし意図的ならば心憎い気配りだと感心しきりでした。たまたま我が家に来ていた孫尚樹と取り出した玩具のようなカボチャを眺めながら、写真に収めました。
はてさて、これをわが家の玄関に飾るだけでは勿体ないと思い、段ボールに入れて道の駅シーサイドへ持って行きました。特産品センターのカウンターなら人が沢山来るだろうからと、じゃこ天のお店へ飾ってもらうことにしました。じゃこ天のおばさんたちも珍しそうにカボチャを手にとって、カボチャ談義に花を咲かせました。今日は送り主の地名と名前をパソコンでプリントして展示の前に張ろうと思っています。
それにしても観賞用とはいいながら色々なカボチャが存在するものです。カボチャは日持ちのする野菜なので当分は人々の目を楽しませてくれるでしょうが、一緒に入っていた送り主シンデレラ夢まつり実行委員会かぼちゃ班長武田温友さんの名刺と、ジャンボパンプキンコンテストの写真を、記念にスキャンして紹介しておきます。
それにしても北海道佐呂間の武田さんは律儀な方です。たった一度の出会いなのに一年後、忘れもせずにちゃんと覚えていてカボチャを届けてくれました。この人ぞまさしく本物の地域づくり人だと思いました。食用に送ってもらったカボチャは冬至まで保管して、冬至カボチャとして食べたいと思っています。それにしても全国を股にかけて歩いているとはいいながら、私の元へは色々なものが届くものです。
「宅配に カボチャと書いて 開けてみた 玩具カボチャが 次から次へ」
「驚いた 偶然なのか 一年後 出会う同じ日 カボチャが届く」
「パンプキン 大会優勝 325キロ 写真同封 これもびっくり」
「早速に じゃこ天お店 持参して 珍しカボチャ 展示しました」