shin-1さんの日記

○四国地区里親研修会

 児童相談所に勤める友人から頼まれて、松山市にある愛媛県視聴覚福祉センターで開かれた四国地区里親研修会に出かけました。「児童は、人として尊ばれる。児童は、社会の一員として重んぜられる。児童は、良い環境の中で育てられる」という児童憲章とは裏腹に、社会が豊かになればなるほど何故か児童をめぐる社会環境は、いじめや虐待の急増、非行の凶暴化、不登校、引きこもりの増加など、色々な問題が横たわっているのです。このような状況の中で子どもたちの健やかな成長と未来を切り開く自立力を育むために、不幸にも温もりのある家庭を失った子どもたちに、親に代わって与えようとするのが里親なのです。

若松進一ブログ

 当日の資料の冒頭に里親信条が5つ書かれていました。

 1、わたくしたち里親は、家庭に恵まれない児童に対し、これにかわる家庭を与えます。

 1、わたくしたち里親は、親としての愛情と誠意をもって、児童の養育にあたります。

 1、わたくしたち里親は、児童に対し個性に応じた教育と技能修得の機会を与え、その社会的独立を助けます。

 1、わたくしたち里親は、児童の養育に必要な知識と技術の向上につとめます。

 1、わたくしたち里親は、自らの家庭をととのえ、また児童をめぐる社会環境の改善につとめます。

昨日の研修会には里親として活動している人やその活動にかかわる四国地区の人たちが110人も集まって、熱心な討議が行われていました。私は里親制度のに対して何の知識もないため、ほんのお口汚しのつもりで出かけましたが、たっぷり2時間近くも時間を取っていただいていたので、「心豊かに生きる」と題して日ごろの持論を展開させてもらいました。

 会場には顔見知りの方も何人もいて汗顔の至りでしたが、日ごろ里親として太陽のような心を持って活動している方々の心は温かく、終始笑いの絶えない熱心な温情に助けられて、ほのぼのとした研修会になりました。講演が終わって帰ろうとすると、何人かから名刺を求められ、今後も交流をしたいといわれ驚きました。

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 昨日は参加者に「童話の花束」という童話が一冊配られていました。私にも1冊いただきましたが、人間牧場に来る子どもたちにこの童謡集を読み聞かせたいのでもう2冊欲しいとお願いしたところ、快く10冊もいただきました。嬉しいことなので早速今日はこの童話を人間牧場・水平線の家の長くて大きな書棚に蔵書として置き、読み聞かせや貸し出し用にしたいと思っています。この童話はJOMO童話賞作品集なので18の優秀作品が収められていて、控え室で休憩時間を利用して一気に読んでしまいましたが、すばらしい童謡でした。昨日はそんなこともあって、知人友人とも久しぶりに顔をあわせ、何か浮き浮きしたような気持ちで会場を後にしました。


  「温かい 心を持って 人のため 尽くす人たち 多く集いて」

  「童話集 いただき帰る 嬉しさよ この本読んで 心育む」

  「二時間も 終始笑顔の 研修会 聞く人さすが 私汗顔」

  「又一つ 心の扉 開けた気が したよな気持ち 友に感謝す」


 



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