○第2回の鱧まつり
昨日の愛媛新聞の朝刊は、夕焼けコンサートが5面社会面に、鱧まつりが9面地方面の一番目立つところに載せられて、久しぶりに双海町の記事で埋まりました。
鱧祭りは昨年から始まった食のイベントですが、昨年は予想以上の反響と来客で商品が不足してブーイングをいただきましたが、今年は鱧を1トン以上、4千食を用意した結果、うだるような暑さにもかかわらず満足のいく成果を収めて無事終えることが出来たようです。浜まつりの実行委員長である若松利光組合長は私の従兄弟なので、その行方を陰ながら心配していましたが、どうにか面目を保ったようです。陰で支えてくれた伊予市文化協会長の門田さんや、大番頭米湊さん、小番頭松本さんの顔や鼻の上を真っ赤に日焼けした姿を、夕焼けコンサートの開場で見ましたが、苦労のあとが偲ばれました。
私はこの日、鱧まつりや夕焼けコンサートに来た人が人間牧場へ次々とやって来るものですから、都合4回も人間牧場を往復して、夕焼けコンサートの頃には少しくたびれていました。それでも年に一回の夕焼けコンサート、しかも私が始めたコンサートなので、目立たないようにしながらも、しっかりと見届けたいと、今年は25回という記念すべき節目のイベントなので出かけて行きました。
鱧まつりは、大町会館の人を案内しながら横目で見る程度となってしまいました。私は今年の夏も親類の漁師さんから鱧を何度も貰い、その都度鱧をさばいて骨切りを嫌というほどやりました。お陰様で骨切りの腕前も上達してきました。
いっそのこと、鱧以外の肴の調理も磨きをかけて、お魚おじさんとしてお魚の普及運動に取り組んでみたいと思っています。猟師さんが獲る魚も結局は消費者の魚離れで魚の値段が一向に上向かないのです。かつて私の妻がお魚ママさん講習会を受けたと同じように、お魚おじさんを育成して、魚の普及活動に取り組んだらいいのにとふと思いました。妻にこのことを話すと大賛成だといいました。ただしその前提としてわが家の料理を少し分担して欲しいと釘を刺されてしまいました。虻蜂取らずになりそうなので、このことは密かに行動したいと思っています。
「お魚を 食べさす工夫 しなければ いつになっても 魚は売れぬ」
「なるほどな 魚に豊か 鱧という 骨切りすれば 美味しくなりて」
「鱧まつり 行きたいけれど 行けなんだ 人間牧場 上がり下りして」
「四面と 五面を飾る 双海記事 久しぶりだな 痛快ですね」