shin-1さんの日記

○梅の土用干し終わる

 梅の産地である砥部町七折から、梅の土用干しの話題が新聞やテレビで届くようになりました。土用といえば太平洋高気圧が張り出し、一年中で最も天気が安定した暑い季節です。わが家でも毎年この頃になると梅干の土用干しを行っており、力仕事なものですから当然私の仕事と認知され、汗をかきながら干したりひっくり返して万遍に干したりする作業を繰り返しました。

 昨日の夕方3日3晩の土用干しが終わって、やっと梅干を本漬けするところまでこぎつけました。その間雨が降り出して間一髪雨は合わなかったものの、2回も雨宿りを余儀なくされました。傍で見ていて体力に自信のない親父からは「雨が降るかも知れないからしまうように」とか、妻からも同じような指摘を再三受けて何度も迷いました。今になって天気予報の読みが甘かったと少々悔やんでいますが、それでも昨晩何とか瓶や壷に入れて事なきを得ました。

若松進一ブログ
(土用干しの終わった大量の梅干)

 後は塩もみした赤シソを梅干の上に乗せ、梅酢を入れて冷暗な地下室へ収納し、熟成させる作業が残っていますが、赤シソと梅酢の作業は妻の仕事なので、私はそのお手伝いなのです。

 先日わが家を訪れた人が土用干しをしている大量の梅干を見て、「これは販売するのですか?」と言われました。「いえいえ自家消費用です」と答えると、「えっこんなに?」と二度ビックリです。確かにこの量は尋常ではありません。でも親類や子どもたちにおすそ分けしたり、料理に入れたりして使うとこの量で、も一年間で消費してしまうのです。特に2年生の孫朋樹は梅干が大好きで、来る度に梅干の入ったおにぎりを妻にリクエストするのです。朋樹はこの二日間梅干の裏返しや土用干しも感心するほど手伝ってくれました。


 私も梅干が大好きで、一日に一個は必ずと言ってよいほど食べます。塩分が気になりますが、わが家では塩分を控えめにして漬け込む時、樽の中へビニールの袋を入れ、焼酎を振り撒いてビニール袋の口を閉めておくことで防カビを実現しました。まだ10パーセントには至っていませんが、限りなく10パーセントに近づけるよう頑張っているところです。

 梅干や梅酒、大根の漬物など自家用保存食作りも、私の退職で妻の仕事を多少手伝うようになり、スムースにことが運んでいます。今は味噌作りも休んでいますが、そのうち味噌作りも復活したいと妻に言うと、妻はあの重労働が頭にあるのか否定的です。じわじわと攻めて、味噌作りをしたいと思っています。


  「大量の 梅干できて ホッとする 料理に重宝 美味しいですよ」

  「遺伝かな 梅干好きな 孫朋樹 今朝も一個の 梅を平らげ」

  「土用干し 終わると夏も 本番で せみの鳴き声 朝から賑やか」

  「喰えるのに クエン酸とは これいかに 孫と駄洒落の 朝を迎える」

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