shin-1さんの日記

○夕日は今が旬です

 先日夕焼けプラットホームコンサートに遠路はるばる香川県からやって来た親友の溝渕雅子さんから、お土産をいただきました。エコバッグいっぱいに詰め込んだ香川県特産のしょうゆ豆など、大好きな食べ物に混じって四国電力の機関紙であるライト&ライフが入っていました。取り出すと表紙には、シーサイド公園恋人岬の夕日がオレンジ色に輝いて紹介されているのです。表紙裏に「今月の表紙」、「夕日に染まる『ふたみシーサイド公園』(伊予市)、撮影/大本幸和(愛媛県)と書かれていました。残暑が連日ことのほか厳しいので、秋は双海の夕日が旬であることをすっかり忘れていました。

若松進一ブログ

 色々な人から、「若松さん、双海の夕日を見に行きたいのですが、いつが一番綺麗ですか?」とよく尋ねられます。その都度私は、「あなたが夕日を見に来る時が一番綺麗」などと笑わせるのですが、冬の達磨の夕日も、春の黄砂煙る真っ赤な夕日も、はたまた夏の焼き尽くすような夕日も、人それぞれ趣があるのですが、本当は空気の澄んだ秋の頃が夕日に関しては綺麗に見えるのです。

 今回表紙に紹介されている恋人岬の夕日は、私が役場在職中に思いを込めこだわって造った新スポットなのです。春分の日や秋分の日になると、恋人岬の突端に設置されているモニュメントの穴の中にスッポリ夕日が入る仕掛けになっているのです。

若松進一ブログ


 上の写真は、夕日夕焼けフォトコンテストで最優秀賞に輝いた作品ですが、在職中はこの写真をあしらった名刺を一ヶ月に600枚も全国に配り続けてきたのです。退職して私の名刺は山口県のわたなべえつこさんが書いてくれた似顔絵の名刺になりましたが、これからが旬の秋の夕日は必見の価値があるのです。

 「しずむ夕日が立ちどまるまち」双海町という自治体は合併して地図上から消えましたが、美しい双海の夕日は永久に不滅なのです。これからも双海の夕日と共に生きてゆきたいと思っています。


  「暑いため 今が旬だと 気もつかず 夕日に思い かけるの忘れ」

  「一年中 日本全国 旅するが 双海の夕日 やはり一番」

  「あと十日 すれば岬の モニュメント 夕日スッポリ 入るの見える」

  「もう少し 若けりゃ俺も 岬にて 恋を語るが 時既遅し」


 

[ この記事をシェアする ]