〇送られてきた一枚のDVDフロッピー
昨日外出先から帰ると、私の机の上に昨日届いた封書やハガキに混じって、レターパックが置かれていました。多分郵便受けから若嫁が取り込んでくれたものと思われますが、送り主は埼玉県寄居町に住む友人黒瀬仙一さんからでした。早速封を切ると中から1枚のDVDフロッピーが一枚出てきました。添えられた私信に「DVD送付が大変遅くなり恐縮です。テレビ画面を録画したのでクリアではありませんが、あらかじめご了承下さい。~後略」と書いていました
黒瀬さんは寄居町の職員で、私が寄居町の文化講演会に招かれて以来のご縁で、時々手紙のやり取りをしていますが、黒瀬さんが偶然にも2001年に放送され、その後NHKアーカイブスで再放送された「永六輔のにっぽん夕焼け紀行」という番組を見たそうで、その録画した映像をDVDに直接録画することができず、わざわざテレビ画面をビデオカメラで撮影して、5分48秒余りに集録して送ってくれたのです。私の手元にも録画映像がないだけに、思わぬプレゼントに私は大いに喜びました。
早速DVDをパソコン画面に写して見ましたが、18年も前の2001年に永六輔さんが番組ロケのため、双海町の私の元を訪ねてくれた思い出が、つい昨日のことのように懐かしく思い出されました。永六輔さんは夕日夕やけに特別の想いを持った人で、文通を重ねたりフロンティア塾に講演に来てもらったりして交遊していましたが、今はアルツハイマーを患い、音信も途絶えてしまいました。しかし私の人生において強い影響を受けた人の一人でもあるので、しっかりと記憶に留めています。
DVD画面には元気だった頃の永六輔さんと、まだお酒を呑んでいた元気な頃の私が相対しながらリアルに写っていて、13キロも痩せ別人では?と思える、今の自分と比較しながら食い入るように視聴しました。双海町の夕日夕やけを、まるで気狂いしたように売り出そうと奔走する当時の自分の姿は、今にしてみれば多少滑稽にも見えますが、まあ若気の至りでしょうか。早速今日にでも黒瀬さんにお礼のハガキをしたためようと思っています。黒瀬さん有難うございました。
「レターパック 中から一枚 DVD フロッピー取り出し 早速視聴」
「18年 前にテレビに 出た二人 お互い活気 今とは別人」
「18年 時の流れは 容赦なく アルツハイマー 永さん思う」
「わが人生 影響受けた 一人にて これから先も 記録を記憶」