shin-1さんの日記

○ネギの植え替え

 昨日の昼過ぎ、草刈最中の休憩を東屋でしていると親父が、三ツ矢サイダーの冷たいのを持ってきてくれました。そして「もうそろそろ畑のネギを植え替える時期だ」というのです。そういえばネギは古い皮を窮屈そうに被っていて、草刈りが終わったらネギの植え替える相談がまとまりました。

 硬くなった土に鍬を入れ三畝に植わっているネギを掘り起こしキャリーで東屋の木陰に持ち込み、水をかけて根を柔らかくして二人で分株し始めました。わが家のネギは薬味用のネギと深ネギの二種類を作っていますが、品種は分かりませんが九条ネギのような細いネギは葉っぱを食べるため、根っこから引かず、葉を切り取ると次々新しい芽が延びる仕組みになって重宝しているのです。

 一方深谷ネギのようなネギは冬の鍋物に欠かせないもので、根こそぎ抜いて根っこの白い部分を食べるのです。九条ネギに比べて根も葉も大きいため、活着をよくするため緑色の葉っぱの上部を切り落として植えつけるのです。

 ネギはわが家では色々なものにかなり頻繁に利用します。味噌汁も納豆も、この時期のそうめんやうどん、それに冷奴などの薬味には欠かせない添え物なのです。主役ではありませんがやはりネギがないと今一で、家庭菜園が敷地内にあるものですから、料理が仕上がりそうになってから畑へ採りに行くこともしばしばなのです。

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親子水入らずのネギ分株作業は1時間余りに渡って続きました。私は草を除けて耕運機を倉庫から引き出し、エンジンをかけて念入りに畑を耕しました。人力から比べるとやはり耕運機の力は大きく、あっという間に畑は見違えるような新地になりました。巾鍬で畝を二つ立て、少し深めの溝を掘ってネギを植え付けて行きました。

 九条ネギ2列、深谷ネギ1列を植え終わった頃には、台風接近の小雨がパラパラ降り出しましたが、濡れることなく作業を終え、親父が根元に蒔いた籾殻と牛糞の上から、ジョロで丹念にたっぷり水をやりました。夏の暑い時期なので活着するかどうか心配ですが、毎年やっている作業なので、多分大丈夫だと思っています。

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 昨日はついでにサツマイモのツル返しをしました。植えつけてからぐんぐん伸びたツルは、辺りかまわず延び放題で、マルチからはみ出たツルは地上に根を張ろうとしていました。そのツルを内側に返してやると根元のサツマイモが成長するのです。

 今朝起きて、菜園に出て畑の様子を伺いました。植え付け後の管理が大事とジョロに水を入れて、たっぷり水をやりました。親父は井戸の水をトマトやナスやキューリに散水していましたが、あと2週間もすれば大根や白菜などの秋蒔き野菜の準備もしなければなりません。既に予定地は先日耕運機をかけて草を退治していますので、種物を仕入れていい野菜を作ろうと思っています。

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  「株分けを 親子仲良く 汗かいて ネギの植え替え  一件落着」

  「ネギ風味 脇役だけど 引き立てる 俺も脇役 ネギ真似生きる」

  「土の中 水土肥料 太陽の 恵みいただき 順調育つ」

  「リタイア後 早くも五年 菜園も すっかり板に 美味い野菜が」

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shin-1さんの日記

 朝起きると直ぐにパソコン画面で台風情報を見ました。下の写真が5時の台風進路状況と予想図です。

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 日本民族が大移動するお盆の帰省が始まりました。その機をとらえるように台風4号が日本列島を掠めて、今朝は鳥取沖を北進中です。お盆の時期が来ても4号ですから今年は台風の発生が連年よりかなり少ないようです。「台風は大潮を狙ってやって来る」というジンクスがあるように、今は一年中で最も潮位の高い時期なので、たとえ台風の規模が小さいとはいえ高潮には注意が必要なようです。

 今度の台風は風もかなり強いようで、昨日一日は私の町でも南西のいわゆるやまぜという南の風が吹き荒れ、時折雨のぱらつく曇りにもかかわらずフェーン現象というのでしょうか、生暖かい風が気温30度を越えさせていたようです。

 昨日は久しぶりに畑仕事に汗を流しました。家の敷地の裏には山が迫っていて、100メートルを越える畦畔が続いていますが、年に何回かその草を刈らねばならないのです。草刈機にチップソーの刃をつけて刈り進んで行くのですが、この作業が夏の暑い盛りのことゆえ尋常ではないのです。若い頃は自然豊かな自宅だと思って満足していましたが、加齢のことを考えるとこの先どうするか多少不安が広がりますが、それでも田舎の勲章と思い一年に4回くらい刈ると綺麗な環境で暮らせるので、昨日も一日草刈に明け暮れました。草刈の終わった畦畔は散髪をした私の頭のようにさっぱりとして、一週間もすれば青草が生え揃うのです。

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 草刈は危険も伴います。草刈機が石ころを巻き込んで飛び跳ねるため、体に当たると生傷が出来ます。これまでにも何度か軽い打撲程度がありましたが、本当は風防メガネをかけて作業しなければならないのでしょうが、この暑さなのでそれもせず無事作業を終えました。

 昨日は暑いといっても風があって作業は順調でしたが、やはり大汗をかき熱中症にならぬよう時々エンジンを止めて、妻の作った冷蔵庫の麦茶を沢山飲みました。昨日で家の周りや家庭菜園の草刈りは全て終わりましたので、近々から人間牧場の草刈にかからなければなりません。これらの草刈作業の肉体労働が、体力回復に役立っているようで、裸になった自分の体形を見て少し筋肉ができたような感じがするのです。

 顔も日焼けして黒くなり精悍になってきました。顔見知りの会う人からは「お元気そうですね」と声を掛けられます。どうやら田舎の人は日焼けすれば元気そうだと思っているようです。


  「台風が 日本をかすめ 北上中 こちらは過ぎて あちら迎える」

  「やまぜ吹き 暑い最中に 草を刈る まるでサウナの 中にいるよう」

  「熱中症 なる暇もなく 作業する お陰で斜面 散髪したよう」

  「風呂上り 鏡に映る 体見て いい体だと 自画自賛す」



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