○黒板に書かれた教え
私は仕事柄色々な場所に出かけますが、町中を歩いていてお寺の山門に書かれた文章をふと見てなるほどと思い、手持ちの紙に走り書きすることなよくあります。昨日は全国大会の実行委員会があり、会場となった西予市中央公民館に出かけました。この会場は講演会や集会でよく訪ねた場所なのですが、前3回訪ねた時も今回も同じ言葉が、二階の廊下に面した場所に設置されている黒板にチョークで書かれているのです。会議は3階なのですが歩いて階段を上ると2階の踊り場を通らなければなりません。踊り場付近は昼休みのため全て電灯が消されており今回も歩いて上がる途中にこの書き言葉を見つけました。電気が消えていて薄暗いのでどうかと思いましたが、ちょっとメモをさせてもらいました。時折通る職員さんが、木になるカバンの上でメモを取る私の姿を見つけて、不思議そうに通り過ぎて行きました。
親のあり方10ポイント(会話やあいさつがとても大切)
1、子どもの良い面をみつめ褒めよう。
2、食事は出来るだけ家族一緒に。
3、子どもの良い手本になろう。
4、夫婦円満が大切。
5、家庭で互いの悪口をいわない。
6、子どもを家事に参加させる。
7、子どもにお金や物を安易に与え過ぎない。
8、感情的にガミガミ叱らない。
9、注意した成果を性急に求めない。
10、気分によっていうことを変えない。
いやあ実にいい言葉です。誰が書いたか知りませんが、この言葉の前をどれ程の人が通り、どれ程の人が立ち止まって見、どれ程の人が暮らしに役立てたのか想像してみました。多分メモを取るような変った人間は私一人でしょうが、それにしてもこの言葉に気付き、この言葉を知ってもらいたいと書いた人がいることは事実ですから、その人にも会ってみたいと思ったりもしたのです。
昔のように兄弟姉妹が沢山いる時代と違い、少ない子どもの数が故に子育てが難しくなったといわれています。子どもをこの10のポイントで育てたらいい子どもに育つとも思いました。
昨日はお陰様でプラスワンの少し得をした気持ちになりました。
「何気なく 通る廊下の 黒板に 書かれた文字を メモして帰る」
「この言葉 子育て娘に 贈りたい 子育て実は 親の生き方」
「子育てを 終りて気付く ことばかり 後は宜しく 娘嫁託す」
「何となく 得したような 気持ちにて 会場後に 家路を急ぐ」