shin-1さんの日記

○年金暮し

 世の中を騒がせている年金問題ですが、一昨日愛媛県厚生年金受給者協会今治支部の「年金受給者のつどい」に招かれ講演をました。会場となった今治市総合福祉センターには職場をリタイアし年金暮らしをしている人が沢山来ていて、安心と不安が入り混じるような雰囲気の中でお話させてもらいましたが、年金が少ないだの何だかんだといっているものの、これだけの人に年金を差し上げなければならないのですから、国家も大変だと一瞬思いました。

 私の話は相も変わらず楽しい話で、笑いの中にもあっという間に1時間が終わってしまいました。私の前は年金の話し、私の後は地元有志によるアトラクションと午後からのプログラムは多彩で、時間を押してはいけないとの配慮から、5分前には進行役が客席から「5分前です」というメモ紙を見せる念の入れようですが、私は時間を守る方なので、反骨を見せて一分半オーバーさせました。多分司会はやきもきしたことでしょう。だって遠いところを話に来ているのですから、少しぐらいはいい話をしないと勿体ないと思うのは当然のことだと思うのです。

 それにしても皆さん元気です。金はある、暇はある、体も元気となるとこれ以上の幸せはありません。しかし人間は欲なもので、満ち足りればもう少しお金も欲しいし、長生きもしたいのです。要は何をしたいか、何が出来るか、それが生きている証なのです。最近は金・暇・元気なのに、生きがいも持てずにただボーっとして一日を過ごすただ生きているだけの人も増えてきているようです。役立ち感があればもっともっと充実した人生になるとお話しました。

 来月は新居浜市、四国中央市の同じような集会に招かれていますが、さて次はどんな話をしようか、今から楽しみです。ご来場を予定している皆さんも楽しみにしていてください。

  「年金で 遊んで暮らせる いい時代 国家の財布 火の車です」

  「ああ俺も 年金暮らしの 人となり 妻の眉間に しわ寄る日々だ」

  「時間です まるでテレビの リハーサル メモ出す人の 面白可笑し」

  「お目当ては 私の話しか 記念品 軍配どちら 気になる方へ」 

 
 

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shin-1さんの日記

○写真撮影

 「今日は私の写真撮影だ」と妻に言ったら、「レントゲンの?」と大笑いされました。この顔ですから極力写真に写る事を遠慮してきたのですが、どうしても間近に迫った「観光カリスマ塾」の小道具として写真が必要なための撮影と相成ったのです。写真撮影は人間牧場水平線の家で行う事になり、今治と新居浜から二人の青年がやって来ました。プロデュースする地域政策研究センターの清水研究員と私を含めると4人の大掛かりです。

 モデルは勿論4人の中で一番見栄えのする「みにくいアヒルの子」の私なのです。水平線の家の壁に白い紙が貼られ、スポット用の傘が広げられるなど、手際よい作業で特設スタジオに早替わりです。「さあモデルさん立ってください」といわれるのですが、イメージが浮かばず、とりあえず三つのパターンを考えました。一つは毎日全国を出歩く背広に木になるカバンの出で立ちで立ちました。「うんいい感じです」と清水さんの声が届きます。

 続いて私服に着替えました。カジュアルな姿がいいと思ったものですから、妻に用意させた普段着で写しました。帽子はなしですがこれもいい感じです。勿論どのパターンも私のトレードマークである木になるカバンは提げての登場です。

 続いて急な思いつきで魚梁瀬杉の台座に上がって始めようとしている落伍家の姿になりました。これは三崎の塩崎さんがくれた裂き織の半纏を着た姿ですが、いやあこれも中々のものです。

 落伍家とほら吹きを掛け合わせて、群馬県大泉町の町議会議長さんからから貰った南米産の角笛を片手の姿になりました。この角笛は最初は上手く吹けなかったのですが、今では人間牧場の人集めや時を知らせるすいっかりお馴染みの小道具になっているのです。

 最後は高座に上がって清水さんがシーサイドで買った大根を持っての登場です。私の高座名は夕日亭大根心なので、これもとっさの思いつきなのです。


 カメラはいいのに、清水さんの腕が悪く明るかったり暗かったりですが、これはあくまでも撮影風景のプロモーションフォトなので、本物は多分大丈夫だと思うのです。

 いい大人がこんな悪ふざけをしていいのかと思われそうですが、これもカリスマ塾の秘策ですのでご期待下さいと言っておきます。かくして「若松進一撮影会」は無事終わりました。さあ来月に迫った私が塾長を務めるカリスマ塾が俄然楽しみになってきました。

  「撮影と 言ったら妻は レントゲン? それは侮辱だ お前の夫」

  「大根を 持って高座の 人になる お後よろしい ヒント次々」

  「世の中は 色々色の 人ありて 出会い重ねつ 楽しさ倍加」

  「百五十 年輪刻んだ 切り株に 私の歳を 加えて二百+」

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