人間牧場

〇止まった時間を有意義に

 考えてみれば私は、一日のうちでどれ程時間を止めて暮らしていることでしょう。例えば車に乗って松山へ行く時、信号が赤になると、急いでいようがどうしようが、強制的にブレーキを踏んで止まらならなければなりません。昨日のようにすんなりと信号の青に恵まれて男時で目的地へ行ったとしても、赤信号や優先道路へ進入する時は、自分の時間を止めなければならないのです。「そんなこと当たり前じゃん!!]」と言われそうですが、昨日のように病院で予約時間を予約しているのに、少し混んでいて20分も待合室で待たされれると、何が時間が勿体ないという気分になってしまうのです。

 病院の待合室はその名のとおり待合をする人が、自分の順番を時計を見ながら今か今かと待っています。その人たちの顔や行動には、「いつまで待たせるのか?」という不満がありありで、運よく診察を終えた人は自分が待っていたことなどすっかり忘れ、少し優越感を漂わせながら、待っている人を尻目に待合室を出て行くのです。私は車の中での信号待ち時間、病院の待合室での待ち時間をどう止まらさず有意義に過ごすことができるか、色々と考えてみました。車の中ではカーラジオやCDで音楽や講演録を聞くことができます。また待合室では持参した本を読むこともできるのです。

 病院の待合室で、最近は持参したタブレット端末を使って、思っていることを文章にしてショートなブログ書きを始めました。「産業革命」ならぬ「三行書く明」と名付けたこの文字書きはテレビを見ながらでも書けるので、既にそのバックナンバーは20項目にも及んでいます。今年のうちには100項目くらいは書ける予定なので、年末には手作りの自著本を作ろうと思っています。ただタブレット端末の画面に出てくるキーボードは小さくて、私のスコップのような手の指では二つのキーを一緒に押すなど中々操作が困難なようですが、これも慣れれば上手く操作できるようになることでしょう。

 私の今年一番の挑戦は、妻が買ってくれたタブレット端末を上手く使えるようになることです。3歳の子どもさえスマートフォンを使えるような時代なのに、それさえも使えないアナログ人間を自称する私が、デジタル人間を目指す訳ですから、只今のところタブレット端末はまるでチンプンカンプンといったところです。私にとってタブレット端末は止まった時間を有意義に過ごすツールかも知れません。
 地域おこし協力隊の冨田さんが、私のために自炊をしてくれています。私も知らなかったのですがPC用語では、電子書籍を作る作業のようです。私の自著本「夕日徒然草」シリーズ6作がデジタル文字に変身する、そんな時代に私は生きてます。

  「総合計 すると私の 止まってる 時間どれ程 勿体ないな」

  「何となく 過ごすことより 意味のある ことをやろうと 三行書く明」

  「待ち時間 生かすだけでも 相当の 進化ができる 思えばできる」

  「タブレット 端末やっと 緒に就いた まだまだ先は 長いけれども」

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