shin-1さんの日記

○ゴミ出し女性とカラス

 伊予市と合併するまでは、私たちの地区では月・水・金と少雨に3階ゴミを出す日がありました。ゆえに生ゴミなどは腐敗や悪臭もなく大いに助かっていました。ところが合併してから生ゴミの収集は月・金の週2日となり、水曜日はプラスチックゴミのひとなりました。合併時に取り交わした公共料金は安い方に、行政サービスは高い方に合わせるという約束はむしろ「公共料金は高い方に、行政サービスは低い方に」合わせられ、不満を持っている人が多いようです。しかし公共料金も行政サービスも小さかった行政ゆえになし得ていたたことなので、私としては当然の成り行きとして納得し、ゴミ袋の有料化などむしろ受益者負担をすることは当然のことと思っているのです。

 今朝は家のリフォームのため少し多めのゴミを一輪車に積んで、約100m離れたごみ収集場所まで2往復しました。最初に収集場所に出かけたのが7時でしたのでそれ程ごみは出ていませんでしたが、それでもカラスが~3羽集まって生ゴミを漁っていました。追い払いましたがカラスもさるもので、私がいなくなると近くの屋根から再び急降下してゴミに群がっていました。10分後にもう一度収集場所に行ってみるとそこら辺りに食い散らかした生ゴミが散乱し目を覆うばかりでした。持って行った箒とちりとりで掃除をしましたが、カラスは相変わらず私の去るのを見ているようでした。

 そうこうしているうち見覚えのない一人の女性が車を止めて無造作に生ゴミを置こうとするのです。私は注意する資格もないのかも知れませんが、「ここは地元のゴミ置き場です。他所からゴミを持ってきては行けないルールになっていますので」と注意しました。その女性はせっかく降ろしたしずくの垂れている生ゴミを、不満をあらわにして車に積み込み立ち去ったかに見えました。

 やがて私が立ち去るとその女性は再びやって来てゴミを何食わぬ顔で降ろして立ち去りました。ごみ収集場所の近くには何人かの人を雇用している工場があるので、仕事に来るついでにゴミを持って来るのです。時には収集日を間違えてゴミを置き去りにし、一週間も生ゴミを置かれたこともあるし、プラスチックゴミも収集方法が違ったために放置され、風に乗って近くの畑に散乱し美観を損ねたことも何度かありました。

 ゴミ出しのマナーを守らない女性と生ゴミを食い散らかすカラスはひょっとしたら同等のマナーしか持っていないのではないかと少し腹立たしさを覚えました。カラスには注意をしても分からないので追い払う程度です。ゴミを持ち込む女性は注意をしても当てつけのようにゴミを置き去りにします。カラスはこんなマナーの悪い人間様を真似ているのかも知れませんね。


  「ゴミ出し場 ここに出しては なりませぬ 注意したけど 元の木阿弥」

  「追い散らし カラス退散 ちょっとだけ 再び同じ 場所にて給餌」

  「人間も カラスと同じ 知能しか ないのか寂し 今時モラル」

  「このゴミの 殆ど金で 買ったもの 無駄が多いと あらため気付く」

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