shin-1さんの日記

○今年の桜も見納めです

 今年は冬の寒さの影響でしょうか、また花を散らす南風や雨が少なかったせいでしょうか、近年になく桜が長持ちし、今でも所々でハッとするような名残の桜を、4月中旬18日になっても見ることが出来るのです。本当は仁淀川町のひょうたん桜を見る予定でしたが、ブログ友kazuさんの画面でしか見ることが出来ませんでした。

 今年私が見た一押しの桜はやはり双海町潮風ふれあい公園から千人塚池周辺を見下ろす絶景のスポットからの眺めでした。一本一本の桜は他にも沢山見ましたが、風景としては海の青や空の青が見事で、これも手前味噌ながら一押しだと勝手の思っています。

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 数日前奥西の豊田神社へ藤縄神楽を見に行った帰り、やはり奥西の朝ヶ峠に通じる県道で、花散らしの道を見つけました。桜吹雪や花筏など桜にまつわる言葉は多いのですが、桜吹雪が道に雪のように積もった姿も思わずハッとするような趣があり、一枚手持ちのカメラで撮りました。見上げる桜の花も美しいのですが、散り積もる桜の花びらはどこか侘しさを感じさせました。これも一押しの一枚です。

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 今年は私が関係するだけで450本の桜の苗木を愛媛の地に植えました。10年後の花の季節が楽しみですが、その中に4本の桜を私の元に植えました。これは千本桜の森づくりの標準木となるものです。一本は毎日観察できるわが家の裏庭に、あとの3本は時々観察できる人間牧場へ植樹しました。ソメイヨシノは大きく成長するので残念ながら植えられませんが、少し大きめの枝垂桜を植えました。

 その桜の花芽が移植のために遅れていたのがこのごろになって幾つか咲き始めました。あわや見過ごすところでしたが、早くも今年植えた桜の花見を私一人で行いました。

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 桜前線は日本列島のどの辺りまで北上しているのでしょうか。今年は春先の日本を襲った大震災の話題で桜の花を愛でる気分にすらならず、桜前線のことなどすっかり忘れていました。津波が襲った跡地に桜が咲いたという話も聞きましたが、東北の各地には自慢の桜がいっぱいあるのです。一日も早い復興を遂げて、また元のように多くの観光客が北を目指して欲しいと願っています。

 春は駆け足です。わが家の庭には早くも平戸つつじが咲き始めました。


  「一押しの 桜の花も 散り染めて 道を彩る これも一押し」

  「今年植え 今年花見が できるとは これまた嬉し 来年こそは」

  「気がかりと 思う桜の 前線は 今頃何処の 辺りでしょうか」

  「震災で 花見の気分 なれなくて 今年の春は 過ぎ行くようだ」



 

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○この頃の夕日

 昨日の夕方外出から帰り、自宅で雑用をしていました。最近は間もなく同居する予定の息子家族が、準備のためひんぱんに帰郷するので何かと慌しく、部屋を明け渡すため二階にある二つの押入れの荷物を移動せねばならず、家の中に荷物が溢れているようで、特にお客さん様の蒲団は、とりあえず応接間にうず高く積み上げています。

 私の町には潮風ふれあいの館という公共の宿以外これといったホテルや旅館、民宿がなく、社会教育やまちづくりで講師を招聘しても、殆どの人をわが家に泊めていました。加えて全国から訪れる私の活動仲間たちも全てわが家に泊めていたため、わが家の蒲団の数はまるで民宿のようにめちゃくちゃ多いのです。

 加えて畳を替えたり障子を張り替えたり、トイレを様式に改造したりと、そんなこんなでここ当分は家の中でゆっくるする気分にはなれないようです。

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 こ年の春は南風が吹かず雨が殆ど降りません。3月の末から今月に入っても雨は記憶にないほどなのです。ゆえに畑のジャガイモなどの作物は生育が遅れ、このところの気温上昇でやっと芽を出した程度なのです。家の横の庭に置いているブルーベリーの鉢植えも花が咲き始めましたが、危うく水切れを起こすところでした。

 昨夕ブルーベリーの鉢植えに水をやりながら、ふと畑の向こうに広がる西の空を見ると、綺麗な夕日が静かに沈んでゆくのが見えました。余りの見事さに水やりを一時中断して書斎へ戻り、遅いかと思いつつカメラを取り出し、自宅の車庫の屋上へ上がり、2~3写真に収めました。夕日はまだ少し山の端ですが親父の隠居家の屋根の向こうに沈んで行きました。私の作った夕日の時刻表によると昨日の日没時間は18時41分なのです。


 夕日は人様々な楽しみがあるし、感じ方もまちまちです。昨日のように私が勝手に名付けたサーモンピンクのような淡い色合いの空もまた一興です。わが家の私設公民館煙会所に座して窓越しに見える夕日は格別で、煙会所のことを朝日山荘ならぬ別名夕日海荘などと、勝手に別名を付けて楽しんでいるのです。

 煙会所が出来だての頃はこの夕日を自慢したくて沢山の人を迎え入れ、煙会所で酒盛りをしたものです。当時は付近に遮るものが殆どなかったので、上灘川に架かる長い鉄橋を走る特急宇和海を銀河鉄道と名付けて楽しんだこともありました。丁度その時幸運にも下りの列車が鉄橋の上を走りましたが、カメラスポットが悪かったため、シャッターチャンスを逸してしまいました。

 これから日脚がどんどん長くなり、わが家から毎日夕日を楽しむことが出来るのですから、夕日男としてはこれほど幸せなことはありません。せいぜい移り行く季節や夕日を楽しみたいと思っています。

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  「あっ夕日 水遣りの手を 休めつつ 見とれて急に カメラ持ち出す」

  「この空を サーモンピンクと 名付けたり 自称夕日の 博士ですから」

  「鉄橋を 渡る列車も 絵になりて 残念至極 アングル悪く」

  「忙しく 日々は刻々 過ぎて行く せめて一瞬 季節楽しむ」


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