shin-1さんの日記

○障子の張替え

 わが家の二階座敷には障子が6枚あります。今時の家はサッシ窓なのでカーテンで外の射光を遮っていますが、和室ということもあってサッシの内側に障子をはめ込んでいるのです。私は純日本人なのでしょうか、この障子が大好きで、春夏秋冬それぞれ季節によって異なる外の光が畳の温かさと重なり、何ともいえない雰囲気を醸しているのです。

 わが家では毎年秋祭り前に障子を張り替える習慣になっていますが、今年は息子たち一家が同居を始めるため、先日張り替えました。刷毛にたっぷり水を含ませて算木に付けてゆくと障子紙は面白いように綺麗にはがれるのです。はがした紙で算木を拭き取り畳の上に新聞紙を敷いて寝かせ、風を入れて乾燥させました。

 やがて妻と二人が夜なべ作業でホームセンターから買ってきた障子紙を、糊を付けて張って行きました。

shin-1さんの日記
shin-1さんの日記

 この日は近所の雑貨屋で買い求めた水糊を刷毛で付けるのですが、これが少し古い糊なのか上手く貼ることが出来ませんでした。それでも6枚を1時間ほどの時間をかけて張り終わり、霧吹きをして作業を終えました。ところが少し風を入れようと外のサッシ窓を開けていたのを忘れていたため、折からの南風が吹き込んで、折角張った障子紙は所々はがれてしまいました。

 外から見るとそれがとても見苦しく見えるので、今度はホームセンターへ行き、ガイドのついたプッシュ式の糊で再挑戦です。同じ障子を2回も張り替えるなんてどじだと二人で笑いながら真剣に張って行きました。一度失敗したことが功を奏し今回は30分で6枚全てを張り終えました。

shin-1さんの日記

 障子が新しくなると家の中までどこか新しい空気に包まれたような気持ちになるものです。畳も新調し終えました。これでフスマを張り替えれば息子たちを迎える準備も第一段階はクリアーします。今日から2階のトイレをやりかえる工事が始まりました。

 私のように古い人間は便座に座って用を足す日本式トイレがいいのですが、若い人たちは洋式トイレがいいというので、トイレもやりかえることにしました。間もなく洗面台も新品になって、息子たち家族の新しい暮らしが始まります。私たち夫婦も心のリフォームをしなければ、若い夫婦と同居することは出来ません。戸惑うことが多く、はてさて上手く行くかどうか、いやうまく行かせねばならないのです。


  「障子紙 残念ながら 失敗し 張替え作業 妻と二人で」

  「同じこと 二回もすれば 上手なり 今度バッチリ エヘン自慢」

  「障子越し 春の日差しが 差し込んで 畳寝そべり 天井見上げ」

  「外からも 綺麗に見える 窓の内 何処とはなしに 暮らしの匂い」

[ この記事をシェアする ]