○小さな講演会は楽しかったです
私も多い年には年間120日くらいのペースで全国各地の集会へ講演に出かけていますが、その殆どは大人家の話です。ゆえに多少どころか大いに方言で喋っても、自分の思い通りの言葉が通じるのです。ところがたまに「子どもに話して欲しい」とか、「子どもと親が一緒に聞くので」などとリクエストがあります。それでもその殆どは5年生だけ那度特定の年齢が多かったように思います。
ところが昨日は人数こそ10人ほどで少なかったものの小学校1年生から6年生に加え親も3人加わり、誰を相手に話したらいいのか迷ってしまうような小さな集会に招かれ出かけました。昨日は4月初めに亡くなった叔母の本49日の法事が午前中あって、喪服で出かけていたため、2時からの集会へは車の中で背広に着替えての出向きとなりました。
金融広報委員会事務局からいただいた地図を頼りに、古川3丁目の集会所を捜し歩きましたが、いただいた地図が拡大住宅地図だったため、目印となるものが殆どなく、唯一知っている生協椿店を起点に捜し歩きました。残念ながら時間が迫る中で見つけることが出来ず、場所を聞くために入ったお店では、ことごとく分からないと断られ途方にくれましたが、偶然にもその会場を発見し15分前に到着してホッと胸を撫で下ろしました。
解除と集会所は新築して間もない立派なもので、子どもたちが集まって漫画を描いたりボール遊びに講じていました。子ども10人大人3人の小さな集会でした。小学校1年生から6年生までの子どもたちを前に、「さて何を話そうか」と正直迷いました。でもとっさに昔取った杵柄でレクリェーションを4つか5つ導入に入れて心を解きほぐしました。
(集会後の茶話会)
主催者側の希望演題は「お金の話」でしたが、予定していた内容には余りこだわらずお話を進めました。熱心な子どもたちや親の姿に気がつくと、あっという間に予定の一時間が来てしまいました。お話が終わり子どもたちとお茶とジュースで茶話会をしました。子どもたちは楽しそうに色々な話をしてくれました。レクリェーションは相当気に入ってくれたようで、教えた「セリ市」というレクはみんなが熱心に練習してくれました。
別に難しい話をした訳でもないのに、「いい集会でした」と担当してくれた「じゅんこ」お母さんから、早速お礼のメールが届きました。末尾には「また来て下さい」と書いていました。
私は常々「子どもに話せるようになったら一人前」と自分自身に言い聞かせています。つまり講演などに慣れれば慣れるほど難しい横文字や専門用語を使って分かり易い話を分かりにくくして、権威を出そうとするものです。子どもたちの前で「俺は何処の大学を出ている」とか、「こんな難しい話を勉強している」と言ったところで、相手の子どもたちには「馬の耳に念仏」「馬耳東風」なのです。
その点昨日の講演会は100点満点とはいかないまでも、及第点は貰えると、ほのぼのとした気持ちで会場を後にしました。古川にキッズそしてじゅんこママさんありがとう。
「用意した レジメなんて 役立たず いきなりレクで 心をほぐす」
「子どもには どんな言葉も 通じない 不思議なことに 心通じる」
「ああ今日も 修行をさせて いただいた 貴重経験 幾つになっても」
「法要の 喪服を着替え 講演に 昨日一日 あっという間に」
追伸 この写真はお世話役の方がメールで送ってくれたものです)
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昨日はどうもありがとうございました。
子どもの監視係のつもりだったのですが、私の方がすっかりお話にひきこまれてしまいました。子どもたちもレクを楽しんだり、本物のお札に目が釘付けになったりしながら、お話をよく聞いていたと思います。
茶話会にも気軽に参加していただき、話がはずんだこと、とてもうれしかったです。
ぜひぜひまたお話を聞かせてくださいね。お待ちしています。