shin-1さんの日記

○今年最後のワカメ干し

 野菜や魚に旬があるように、海で採れるヒジキやワカメなどの海藻類にも旬があります。旬というよりは適期といった方がいいのかも知れません。海水温度は暖めやすくて冷めにくいため外気温より20日間くらい遅れて進行します。冬の寒さが和らいで春がやって来ても、水はまだ冷めたままで「水がぬるむには少し時間がかかるのです。したがって海草の春の芽吹きは陸上より少し遅れますが、海草が芽吹く前に採取しないと、その海草に別の海草やプランクトンが付着したりしてみばを悪くするのです。寒いと海に入るのは冷たいしそうかといって水がぬるみ過ぎると海草の品質が落ちるのです。

 ヒジキやワカメなどの海草は干潮面辺りに生えます。月に1回大潮の時期になるとそれらが干潮で顔を出すのです。特に3月から4月の大潮は一年中で一番よく潮が引くのでみんなこぞって海岸に出てワカメやヒジキを採りあさるのです。

 私たちのように暇が合ったらなんて悠長な人間は、人の採った後追いになって中々採ることができないのですが、長年の感が働く私には、人が見向きもしないとっておきの場所を知っていて、今年も既にヒジキは一年分をゲットしましたし、ワカメも幾分保存しました。

 先日春の嵐が吹き海が時化ました。こんな日は改定のワカメが波に揺さぶられて根こそぎ海岸に漂着するのです。それをいち早く採るのもある意味私だけの秘密なのです。

若松進一ブログ

(特設のかまどと大釜)
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(湯通ししたワカメ)

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(ワカメの根株を片付ける親父)

 一昨日トロ箱に1ぱいのワカメを収穫して持ち帰りました。例の如くドラム缶かまどを取り出し、大きな釜にお湯を沸かして綺麗に水荒らしたワカメをお湯にくぐらせ、冷水でしめて張った縄に芯を取り除いて干して行くのです。細かい作業なので目の薄くなった親父はもっぱら干し場を作ってくれたり、使い終わった道具類の後片付けをしてくれ大助かりでした。

 昨日は雲のない絶好の好天に恵まれ、外出する10時間出に全て干し終えて出かけましたが、夕方帰宅すると親父はもう干し場を片付けワカメを薄いキャリーに取り込んで、仕上げの乾燥をしていました。今日一日乾燥すると、これで一年分のワカメを確保できるのです。

 ヒジキもワカメもこのように手間がかかるし中々手に入らないため、おすそ分けすると皆さんに喜んでいただけるので、来年もまたこの時期に同じようにワカメやヒジキを手に入れ、海草三昧の食生活を送りたいと思っています。昨晩の食卓にはワカメの茎の佃煮が食卓を飾りました。ごま油とワカメの絶妙な旬のハーモニーでした。

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(すだれ状に干したワカメ)

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(取り入れ仕上げ乾燥しているワカメ)

  「田舎ゆえ 田舎楽しむ 術を持つ 田舎暮らしは 楽しきものよ」

  「手間隙を かければ自然 幾らでも 暮らしに活かせ 健康さえも」

  「手間かけた 質素なもので 外交す 金はかけずも みんな喜ぶ」

  「いつもなら 捨てる部分の ワカメ茎 妻は佃煮 作りて食べる」

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