shin-1さんの日記

○高松塚壁画は素晴らしい

 奈良県明日香村周辺にはやたらと古墳があって、少し小高いこんもりとした丘は住めべて古墳です。私たち一行は石舞台古墳から程近い場所にある高松塚古墳周辺を歩いて散策しました。古墳を見学した後、あの有名な高松塚壁画が展示されている壁画館へ立ち寄りました。周辺には桜の花に混じって淡い藤色の山つつじが咲き、春色一色の長閑な風情を満喫しました。

若松進一ブログ
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 壁画館は一見トイレかと見まがうほどの小さな建物で、本物の壁画は修復のため、国営飛鳥歴史公園館に保存されていて、見学できるのは実物と同じく模写されたレプリカなのですが、その素晴らしさはいつまで見ても飽きないほどでした。

 館内には四神の図の日像・月像、人物群像、石造模型、副葬品、天井部の星宿図などが暗闇に浮かび上がるように展示されていました。あいにく館内撮影禁止なので写真に撮ることはできませんでしたが、いただいたパンフを見れば、その図柄に見覚えがあると思われるので、スキャンしておきます。

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 四神は中国の思想に基づくもので、古来天子の象徴として用いられ、四方を鎮護し東西南北の方向を現しています。青龍(東)、朱雀(南)、白虎(西)、玄武(北・亀と蛇)は星座の形から具象化されたものです。青龍・白虎の上部それぞれ日像・月像が描かれており、天井の星宿とともに被葬者の尊貴性を物語っています。

 人物群像は男子四人、女子四人各一組の群像が東西両壁に二組ずつ(計十六人)が描かれています。男子群像のいずれもが蓋、柳筥、床凡、鉾のようなものを持っているのに対し、女子群像は二人ずつが東壁では団扇、払子を、西壁では翳、如意を持っているのが特色のようです。どの像も優れた筆致で実に細かく描かれ、わが国美術、絵画史上優れた作品と高く評価されています。

 面白いのは盗掘穴の展示でした。古墳はその殆どが盗掘にあっていて、さすがに壁画だけは盗み出すことができなかったようです。

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  「いや凄い 中国伝来 文化見る 日本の基底 ここにありなん」

  「あの丘も この丘向こう 見える丘 全てが古墳 飛鳥の里は」

  「サイクルや ウォーク楽しむ 人の群れ われも一群 加わり歩く」

  「藤色の つつじの色も 雅にて 古代ロマンに 酔い知れました」

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