○小学校の運動会
台風13号の接近で昨日の午後は暴風雨波浪警報が出るなど、西日本では雨交じりの突風が吹き荒れ各地に大きな被害をもたらしましたが、昨日の午前中は何とか天気が持って地元小学校の運動会がヒヤイヒヤながら行われました。機を見て敏なろとはこのことを言うのでしょうか。他市町村では早々と延期を決めたというのに、無謀とも思える決断が好結果を生んで開会を早めたりしながらの運営で暑くもなくいい運動会が出来たようです。
評議員としてご案内をいただきましたので孫を連れて運動会の見学に行きました。やはり小学校の運動会は華やいで、万国旗が運動場一杯に張り巡らされ、とてもいいふんいきでした。私の見学した由並小学校は児童数が減ったといいながら100人以上を維持しているため、まあそこそこの規模ですから、親子のゲームもとても楽しそうでした。
小学校の運動会はご多分に漏れずビデオカメラの数も相当なもので、低学年などは競技中ながらカメラにVサインをする子どももいて何ともほほえましい姿があちこちに見えました。
水疱瘡で昨夜は眠れない夜を過ごした孫はまだ早い時間だというのに見学もそこそこで眠そうで、記念に一枚と撮った写真も何となく元気がなく早々に引き上げてきました。
帰ると中二宮金次郎さんの銅像が気になって、お得意の『何故、どうして」と盛んに私に質問してくるのです。知ってることを色々話してやりましたが、背中に何を乗せてるか、本はどうして読んでるかなど、3歳の子どもらしい質問ですが私にとっては難問でそれ相当な物語になってしまいました。
さて皆さん二宮金次郎が何の本を読んでるかご存知でしょうか。実は意外と知らない人が多いのです。二宮金次郎の銅像は中国の古書大学という本の一説を読んでいるのです。このことは旅の途中に大阪の古本屋で見つけた大学の中身にについて、詳しく書いたので割愛しますが、三歳の孫の「何の本を読んでるの」という質問には参ってしまいました。
帰り際学校の直ぐ下にあるシーサイド公園の池で、顔なじみの所長さんから鯉の餌を貰い池の鯉に餌をやりました。鯉は凄まじい勢いで餌に群がり孫の餌をめがけてまるで押し競饅頭のような勢いで迫ってきました。
この3~4日、水疱瘡の孫は幼稚園にも行けず、昼間は両親の仕事の都合でわが家へ預けられたままです。私にそのお守り役が舞い込んで思わぬ仕事が増えました。お陰さまでこの週末は少し疲れ気味です。水疱瘡といっても体は元気ですから動くのなんのって、いやあ孫の守りは体力が要りますねえ。今日はやっと自宅へ帰るようなので今晩は枕を高くしてゆっくりと休めそうです。
「おじいちゃん 金次郎さんは 何の本 読んでいるかと 難し質問」
「校庭に 万国旗風 はためいて 長閑な秋の 一日楽しむ」
「カメラ据え まるでスターの 運動会 教育熱心 いつまで続くか」
「コンビニで 買った弁当 広げ食う どうして手づくり しないか不思議」