shin-1さんの日記

投稿者: | 2007年10月28日

○まあよく行く所もあるねえ

 家族も近所の知人や友人も、毎日のようにネクタイと背広姿で外出し、滅多に家にいない私を見て「まあよく行く所もあるねえ」と感心や感嘆の言葉をかけてくれます。その通り私は役場を退職して2年半余りが過ぎたというのに、相変わらず自分でも感心するくらい外出する用事が多いのです。

 先日既にリタイアしている男子同級生にばったり出会ったら、彼は只今何もすることがなく、風呂とパチンコとくらいなものだと、気楽な年金暮らしを堪能している様子で、「お前が羨ましい」と言われましたし、同級生の女性からも旦那が年金暮らしだというのに再就職もせず、毎日ブラブラして、おまけに少ない年金の中から亭主持ち逃げという支出項目で小遣いを持って行くので困るとぼやいていました。「その点若松さんは色々と働き口があっていいね」と言うので、「あんたは私を好いて結婚していたらもっと幸せにしてあげたのに、私よりちょっと足が長く、ちょっと男前の旦那さんに憧れたからこんな結果になったんよ」と、冗談交じりに言って二人で大笑いをしました。

 それにしても、よく行く所があるものです。昨日と今日はブログにメモの走り書きをして周知していたとおり、島根県益田市へ行ってきました。第11回融合フォーラム、第7回子どもフォーラム綺羅星7、平成19年度全国ことばを育む親の会の中国ブロック代表者会議、という非常に長ったらしい三つの集会がドッキングした催しです。私の友人である大畑伸幸さんや寺戸一朗さんが中心になって、しかも私が過去3度も訪問したことのある真砂地区であるものですから、有無を言わせずの役割です。私は土曜日の分科会のパネラーと日曜日の全体会のパネラーを兼ねる、大変人使いの荒い重要な役目を背負いました。運悪く人間牧場では私が委員長を務める少年少女おもしろ教室の芋掘りと芋畑会議が予定されていて、、先に予定の入っていた真砂の集会を断ることも出来ず、板ばさみにあって悩みに悩みましたが、結局地元の集会を教育委員会のお職員にお願いし、人間牧場のカギを預けて出かけたのです。

 昨日はあいにくの小雨でしたが、松山観光港を早朝1番、午前7時発の高速船に乗って出発するころには雨もあがり、電車を乗り継いで紙屋町のバスセンターから高速バスに乗って広島県加計・島根県美都経由で峠を越えました。峠の道沿いはウルシやモミジの紅葉が既に始まっていて、山陰路に入る頃再び降り出した小雨に濡れた紅葉を今年初めて拝みました。今年は夏が暑かったせいか紅葉前線の南下や下山が1週間ほど遅れているようで、クヌギやケヤキはまだ紅葉していませんでした。それでも一足早いモミジ見学とあって、下車予定の美都総合支所までは、眠ることもなく車窓の紅葉に見とれていました。12時9分着はぴぅたりの到着で、あらかじめ迎えに来て貰っていた若い青年の車で、再び峠を越えて真砂地区へ入りました。道端の光景もどこか懐かしく、会場には先日私の留守中にバス一台で視察にこられたおばちゃんや、私の講演を聞いたことのあるおじさんが沢山いて、まるで同窓会のような賑やかな出会いとなりました。

 今日研修が終わって再び真砂地区を出発し、親愛なる島根の友人の車で元来た道、元通った峠、電車、高速船を乗り継いでわが家へ引き返しました。昨日の朝5時半に家を出て今日の夕方8時に家に到着するという、しかも研修会は全国から集う260人もの大集会で、思う存分話をさせてもらいましたが、かなりの強行軍に少々の疲れを見せながらも、心地よい気持ちで机に向っています。

 さあ今日は少し早めに床につき、明日の朝はまた元気な親父の顔を見て、午後の集会に出かけます。「まあよく行く所もあるねえ」

  「朝早く 家を出たけど 着いたのは 昼過ぎ何と 遠い旅です」

  「瀬戸内は 雨のち晴で 山陰は 時々雨か 列島広い」

  「今頃は 人間牧場 芋を掘る 子ども歓声 賑やかだろな」

  「道沿いの ウルシのモミジ 美しく 目を奪われて 峠登りぬ」