shin-1さんの日記

投稿者: | 2007年10月10日

○子どもの声の響き

 今日は金銭教育の指定校である三津浜幼稚園に出かけました。愛媛県金融広報委員会の金融広報アドバイザーをしているので、県教委の指導主事さんたちと研究の様子についてアドバイスをするのが目的です。この幼稚園への訪問はこれで3度目ですがまあ賑やかなこと、午前9時半から僅か2時間ほどの授業参観でしたが、帰った後も子どもたちの声が耳と頭に残音として蘇えってくるほどでした。でも少子化で子どもの数がどんどん減っている時期だけに、子どもの声はいつ聞いてもいいものだとしみじみ思いました。

 今日の研究メニューはお買い物ごっこを通して様々なことを学ばせようとするものです。この日のために先生たちは教案を練り子どもたちと一緒に準備を進めていました。3歳児、4歳児、5歳児と発達段階に応じたお店屋さんを子どもたちのアイデアを重視しながら作っていました。マクドナルドやお寿司屋さん、それに長浜ラーメンの店まである凝った内容でした。自分たちで売り子になったり、買い物客になったりしながら、自分たちの作った紙のお金で買い物をするのです。まあ売り方の上手いこと、何処で習ったのか分らぬほど言葉巧みだし、それでいてお勘定がまるで合わないミスマッチに大笑いしながら見学しました。子どもの中には1年ぶりの再会だというのにちゃんと顔を覚えていてくれた子どももいて驚きでした。

 1年半前にこの幼稚園が金銭教育研究校に指定を受けた時、これからのプログラム立案のアドバイスをするため訪れたましたが、あれから僅か1年半だのに教師の先生方の成長と進化に内心驚きました。

 ①ものを大切にすることを学ぶ

 ②自分の物と他人の物の区別を学ぶ

 ③欲しいものをすべて手に入れることはできないことを学ぶ

 ④約束を守ることを学ぶ

 ⑤当番したり、人の役に立ったりする楽しさやうれしさを味わう

という、幼児につけておきたい5つの学びがしっかりと指導され、成果となって現れているのです。子どもは親と教師と友だち、それに社会から様々なことを学びます。幼稚園では教師と友だちからの学びでしょうが、とりわけ教師の金銭教育的変容が大きく左右するのです。行動といい、発言といい、いい進化を遂げていました。

 発言を求められたので私は木に例えた話をしました。3歳児は木、4歳児は林、5歳児は森だと表現しました。金銭教育も一年目は木でしたが2年目の今年は林に成長していました。指定校研究は2年で終わりますが終わった時自立の森にならなければなりません。子どもは木的存在です。先生はさしずめ林でしょう。木の子どもと林の先生が集まって森という幼稚園全体になります。

 「三つ子の魂百まで」という言葉通り、金銭感覚を持って生きることの意味をお店屋さんごっこという遊びを通して学んだいい一日でした。

 追伸 私は9月30日に再びこの幼稚園を訪問し、参観日に金銭教育に関する講演会で講演する予定です。

  「蜂の巣を 突付いたような 子ども声 耳と頭に カルチャーショック」

  「一年も 会わぬに子ども 覚えてる 偉いもんだな 俺など出来ぬ」

  「子育てと いいつつ実は 親育て しっかりせねば 子ども教える」

  「勿体なー 子ども連発 うれしいね 物を大事に しながら遊ぶ」