shin-1さんの日記

投稿者: | 2006年9月29日

○サツマイモ畑全滅の被害

 これまでイノシシや鹿や猿に農作物を食べられて困るというお百姓さんの話は同情はしても他人事だと思っていました。勿論里に住むわが家でもこれまでイノシシの被害には遭ってきました。しかしそれも親父の作っている作物であって、自分には他人事のようにしか思わなかった節があるようです。ところがどうでしょう。数日前人間牧場へ上がって地元の子どもたちと作付けしたサツマイモの畑に異変があることに気がつきました。緑の蔓がいっぱい茂っていた畑の所々に赤土が見えるのです。変だとは思いましたが別に大した気にもかけていませんでした。しかし昨日見ると全滅という表現がピッタリのような被害状況なのです。

 イノシシにやられるのが分かっていて植えた訳でもなく、イノシシを軽んじていた訳でもありませんが、被害を食い止めるための防護策をしなかったこちらにも非があるわけですから、この際は仕方がないと諦める以外にないのですが、それにしても収穫を楽しみにしていた子どもたちに何と説明するか思いを巡らせています。

 あのしんどい農作業を思い出すと多分子どもたちは落胆するでしょうが、子どもたちにはこの事実を正直に話そうと思っています。問題はそこからです。失敗の事実から何を学ぶかです。怒り心頭なれどイノシシの側に立って環境問題や田舎の現実をしっかりと子どもたちにアフターケアーしなければなりません。どこのどんなイノシシかこの目で見たこともないので特定できぬうらみもありますが、これまた人間の目には見えない環境の変化も話さなければなりません。また現実に農家がどんな被害に遭いどんな苦悩をもって暮らしているか話すことも重要だと考えます。

 その上において予定していた芋畑会議なるものを計画通り実行するにはどこかでサツマイモを買ってきて、買って来たことを正直に話して焼き芋と蒸かし芋にして食べたいと思っています。聞いてみると芋畑会議に必要な45人分の芋を用意するには3箱暗い必要ですから2500円の3倍で7500円の出費です。でもそれくらいは私の懐から出せるかもしれないとポケットの財布を撫でています。芋づるの費用と合わせると凄い出費ですが、自然からの学びの受講料ですから仕方がないと諦めています。

 ふとこれまで気付かなかった一本の栗の木の存在を思い出しました。梅の木の畑にある威風堂々として立っている栗は今頃どうなっているのでしょう。痛いイガを実にまとっているから大丈夫と思うのですが、イノシシはこれさえも食べるという話を農家の人から聞いたことがあるので、早速調べて見なければなりません。折角夏の暑い頃に草を刈って手入れをしたのですから、せめて栗も茹で栗にして食べたいものです。

 イノシシと私の知恵比べは知恵を出す暇もなく私の惨敗に終わりました。多分イノシシたちはイノシシを甘く見た訳ではありませんが無防備だった私を笑い転げて軽蔑していることでしょう。今年はイノシシの餌を作って自然に貢献しましたので、来年は是非イノシシとの知恵比べに勝ちたいとリベンジを誓いました。

 ここまで書いて、孫を松山の幼稚園に連れてゆくためブログを公開・保存にするためクリックして出かけました。帰ってブログの書き込み欄を開くと、旧西土佐村の和田産業課長さんからメールが届いていました。「旧西土佐村はイノシシ被害の先進地、今度来られたと時にイノシシの被害対策の知恵伝授」とありました。これはイノシシを捕獲するワナなのか、それとも私を誘い出すワナなのか?。一瞬思いました。

  「イノシシに 食べた芋味 聞いてみる 答え返らぬ はずと知りつつ」

  「東俺 西イノシシで 相撲とる 軍配西の イノシシ上がる」

  「イノシシも 生きるためだと 諦めた それでも何故か 諦めきれずに」

  「芋畑 見るも無残に 荒らされて 今頃泣きべそ 後の祭りだ」  

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shin-1さんの日記」への1件のフィードバック

  1. 和田

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    やられましたね、西土佐は被害先進地ですので、次回若松さん来た際、獣害対策に詳しい職員がいますので対策会を行ないましょう。

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