shin-1さんの日記

投稿者: | 2006年9月26日

○やっぱり日本一の夕日は違う

 私は日本一夕日の好きな男を自認していますが、その夕日の似合う男が何故か「朝日新聞」によく取り上げられるのです。まるでジョークのようですが、これまでどれほどの朝日新聞に紹介されてことでしょう。スクラップブックには地元紙ゆえに圧倒的に多い愛媛新聞に混じって朝日新聞の記事が並んでいるのです。

 先日も夕やけこやけラインの取材依頼がありました。その紙面を飾る夕日の写真を下灘駅で撮りたいとの申し出があって、四万十市での仕事がキャンセルとなったので、早速その日に約束して取材と相成りました。

 夕日は中々私の一存で思い通りに見せてはくれません。これまでにもどれ程の人を取材のために案内したことでしょう。その度に「ああ残念」と思う人は何人もいました。しかし強運の人はたった一回の取材で素敵な写真や映像を撮って帰る人だっているのです。「まあ秋の頃だから多分」という期待感と、「夕日が見れないのは俺の責任ではない」という開き直りの気持ちで出かけましたが、今日は「ウーン、やっぱり日本一の夕日は違うな」と自画自賛するような夕日でした。

 この頃になると夕日は随分西に寄って、私の友人大分県佐賀関の渡邊又計さんが引き寄せようとしているのか大分寄りになっています。下灘駅は夕やけコンサートの舞台ともなる絶好の夕日見学スポットなのですが、無人駅の散閑とした風情がなお一層夕日の美しさを引き立たせてくれるのです。これまで3回も青春18キップのキャンペーンポスターに登場しているだけあるなあと思いつつ、取材の合間を縫ってカメラに収めました。

 同じようなアングルでもプラットホームの屋根付き待合所を入れるとまた違った趣の写真となるし、そこに二人の恋人を座らせシルエットで表現すると物語風になるのです。

 朝日新聞の記者さんは、取材の意図が違うのか私を下灘駅というプラットホーム看板の横に立たせ、「はい、こちらを向いて」など、まるでモデル並みの注文です。自然体でも十分カメラに耐えれる顔なのですが、今日の主役は「夕日」なのですから、わがまま言わず言われるがままにポーズをとりました」。はてどんな紙面となるのでしょう。

 水平線の上に何やら怪しげな雲の帯です。「ああ今日も駄目か」と思った矢先、その雲が薄くて細くて、雲の下から再び綺麗な夕日が覗き始めたのです。私は若い女性記者さんとツーヨットで夕日を堪能しました。多分その女性記者は、相手がもっと若かったらと舌打ちしたに違いありません。

 その後真赤な空が日没後サーモンピンクに染まり、「あー何て私は幸せなんだろう」と思いました。再び「これぞ日本一の夕日」と確信したのでした。何度見ても下灘駅から見る夕日は素晴らしく、また私のフィルムフォルダーに新しい夕日の写真が保存されたのです。

 「双海の夕日を一度見てみたい」と思われる私の知人友人たちに申し上げます。私のような下手糞な写真より、あなたのその目で本物の天体ショーをご覧下さい。きっとご満悦になること請け合いです。今は一年中で最も夕日の綺麗に見える頃です。是非一度双海町へお越しください。ご案内いたします。

  「この夕日 俺が自慢の 日本一 感動するよ 今が旬です」

  「諦めて 再び覗く 夕日見る 何か得した そんな気持ちに」

  「沈み行く 西の空見て 友思う あそこら辺に 住みし人あり」

  「姫島が 茜の空に シルエット 遠くかすんで ここにあるよと」

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