人間牧場

〇芋づる交流
 今日は今年度最初の子ども体験塾の日です。これから準備をして出かける予定ですが、昨日はサツマイモのつるを貰いに片道1時間余りかけ、公民館の出海主事さんと二人で、佐田岬半島の中ほどにある旧瀬戸町塩成の木嶋さん宅まで出かけました。前の日同じ塩成に住む緒方二三子さんとも連絡がつき、出会うことになりました。

寺坂さんや緒方さんと出会いました
緒方さんのご主人が作った平飼い鶏舎
手焼きのパンも美味しかったです

 前もって連絡が入り、伊方町地域おこし協力隊の寺坂さんとも出会うことになりましたが、主目的は緒方さんのご主人が保存している、和船建造の時に使った図板をにいただく約束もあって、楽しみにしていました。堀切にかかる瀬戸大橋の見える緒方さん宅に到着したのは午前10時きっかりでした。その後緒方さんご夫婦と寺坂さんを交え楽しいおしゃべりをしました。

 緒方さん夫婦は最近鶏小屋を作って鶏平飼いを始めていて、最近上灘保育所から鶏舎を移築した私と、同じような活動をしていることにびっくりしました。庭のかまどで焼いたパンをご馳走になり、綺麗に手入れをしてくれた図板をいただき、主目的だった木嶋水産を訪ね、居合わせた木嶋さんとお話ののち、芋づるを貰い受け、シラスまでお土産にいただきました。

 予定だと今春の異動で大久小学校の校長になった、浅野先生を訪ねる予定でしたが、緒方さんの話によると修学力旅行中とのことだったので断念し、来月予定している史談会研修小旅行の打ち合わせを兼ねて、三机の奥山さん宅を訪ねました。居合わせた奥山さんご夫婦から高嶋学芸員への連絡もついて、昨日は色々なことが大いにはかどり男時の一日となりました。

「芋つるが 色々転じ あれこれと 芋づるのよう 男時の一日」
「鶏舎建て 鶏平飼い 始めてた 何ということ 私と似てる」
「ご先祖の 船大工さん 使ってた 図板頂き 大切保存」
「史談会 近々計画 小旅行 打ち合わせでき 一件落着」

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〇昨日の夕日
 昨日の夕方、文化協会の総会が地域事務所であるため、少し早く夕食を済ませ出かけようと外に出ると、わが家から綺麗な夕日が見えました。そしてその夕日の光が、家の入口の祠に安置している石仏を照らしていました。この地に住むようになって50年近くになりますが、こんな神々しい姿は初めてで、早速お参りをしました。

夕日が祠と石仏を神々しく照らしました

 この50年、毎月21日をお地蔵さんの縁日と定め、妻はその日が来ると赤飯を炊いて親類や近所に配り、お接待を欠かさずやっていましたが、私たち夫婦が少し高齢になったこともあって、昨年末を最後にとりあえず止めましたが、松前の教深寺の住職石黒さんにいただいた、わらべ石仏も一緒にお祀りしているので、妻も近所に住む姉も毎日お参りにやって来て、線香を手向けて祈っています。

 人は何かに不自由や悩み事がないと、神仏への祈りを疎かにするものです。私も今のところ健康を回復して何の不自由もなく過ごしていますが、左目に違和感を生じるようになったので、身勝手だとは思いましたが線香を手向け、手を合わせてご加護を祈りました。

「家の外 出ると西空 夕日見え 祠石仏 光が照らす」
「わが妻は この地に住んで 50年 毎月欠かさず 赤飯接待」
「不自由や 悩みがないと つい忘れ 祈り疎か わが身を恥じる」

 

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〇天草の収穫と始まった晒し作業
 毎年この時期の大潮になると磯に出て、天草を取ります。両親が漁師をしていたのでわが家では、この作業は子どもの仕事でした。故にこの歳になっても何となく血が騒ぎ始め、日めくりカレンダーの新月や満月を頭に入れ、今年も旧暦4月16日と5月16日が重なる今週の月曜日、1時間ほど磯に出て天草を摘み取り持ち帰りました。

今年も庭で天草の晒し作業を始めました

 大きなポリ容器に水を張り、摘み取ったばかりの天草を雑藻や貝殻片を丁寧に取りながら揉み洗いし、専用のサナに広げて庭に干しました。これからは朝の日課として干した天草をポリ容器で水洗いし、同じように乾燥を繰り返すのです。やがて黄金色の天草は徐々に白さを増し、晒されて白髪のようになれば、ビニ袋に入れて出来上がりです。

 天草は寒天の原料ですが、わが家ではこの天草を鍋で煮たてて酢を入れて混ぜ、専用の布袋で濾します。その汁にオレンジジュースと砂糖を加え、ミカンやパインといった缶詰の果物を並べたパレット上に流し込み、冷えて固まれば冷蔵庫で冷やして、天草ゼリーが出来上がるのです。のど越しも良く、トコロテンとともに初夏の風物といったところです。

 毎朝の晒し作業の機関中は時折雨が降りますが、ワカメやヒジキのように濡れると困る海藻と違い、濡れてもむしろ晒し作業には好都合なので、お天気を気にせずに済むので大助かりです。庭に広げて干した天草の香りを嗅ぐと、なぜか少年の頃の思い出が蘇ります。

「板壁に 吊るした日めくり カレンダー 満月の頃 そろそろ天草」
「磯に出て 岩に生えたる 天草を 摘み取り丁寧 水洗いする」
「天草を サナに並べて 庭に干す 磯の香りが どこか懐かし」
「1ヶ月 毎朝天草 洗い干す 単純作業を 繰り返しつつ」

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〇ウォーキングの途中で・・・
 1日1万歩をめざして、毎日毎朝概ね午前6時から家の周辺をウォーキングしています。私と同じ時間に犬を連れてある歩いている人、近くで行われている早朝ラジオ体操に向かう人、私とまるで違うコースを歩いている人、時々出会う人などなど出会う人は様々ですが、マスクをして帽子を深く被って歩いているたまに出会う人を見ると、「お早うございます」と軽く挨拶はするものの、「はてこの人は誰だっけ?」と思ったりします。

田植えが始まりました
新しい家が建ち始めました

 でも殆どの人は立ち止まって、あれこれ世間話をしますが、最近の立ち話の中心は、その日の暑い・寒いという気温や自分の健康状態もさることながら、「どこの誰がどんな病気になっている」などと、居ながらにして近所に住む人のことにまで話が及び、ちょっとした情報収集に役に立っています。一方ウォーキングコース沿いには田んぼや畑もあって、この頃は田んぼに水が貯められ、早くも田植えが始まりました。

 双海町は過疎地です。故に人口が減り続けています。それでも2日前の日曜日、ウォーキングの道沿いに家が新築しました。また昨年末建った家が完成して、先週住人が入居し新しい生活が始まりました。とても嬉しいニュースです。周りに住む人の病気のことや人が減ることなど何かと暗い話題が多く、またそんなに一日一日の変化は見えないように思いますが、その気になってみれば季節の変化や出来事が感じられ、「私も生きてるてな」てな調子です。

「1万歩 目指して歩く ウォーキング 出会う人たち 立ち話する」
「もう初夏だ 田んぼじゃ田植え 始まって 時の流れの 速さ感じる」
「立ち話 暗い話が 多いけど 家が建ったぞ 新築人居る」
「マスクして 帽子をかぶって すれ違う この人誰だ 分からぬままに」

 

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〇野イチゴ
 私たちが子どもの頃は、戦後間もない貧しい時代だったので、とっておきの野山に出かけてイタドリやヤマモモなど、食べられるものを見つけて食べていました。田植えの時期になると頭の中に野イチゴが浮かびました。

 昨日の朝いつものようにウォーキングをしていると、道端に野イチゴが見つかりました。あいにく入れるものを持っていなかったため、近くに生えていた比較的大きなつわぶきの葉っぱを取り、ジョウゴ状に丸めて、小枝を突き差し止めると、立派な野趣溢れた入れ物ができました。

 摘み取ったイチゴを入れて持ち帰り妻に渡すと、妻は美味しそうに食べていましたが、田舎ながら八幡浜市街で育った妻にはそんな経験がないので驚いていました。私も2~3粒食べてみましたが、美味しいおやつとなりました。

野イチゴ

「ウォーキング 途中の道端 野イチゴが 見え隠れする 長閑な田舎」
「つわぶきの 葉っぱちぎって ジョウゴ状 小枝突き刺し 入れ物完成」
「摘み取った 野イチゴ入れて 持ち帰る 妻大喜びし 二人で食べる」
「野イチゴを 見る度思う 子ども頃 懐かしきかな 懐かしきかな」

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〇ヒマワリの苗植え
 私と同居している長男息子は、映画二宮金次郎の酒蔵上映以来、中山町の地域おこしグループ十彩会の活動に参加し、一昨年からヒマワリに取り組んでいますが、今年は何と種を蒔いたパレットを30箱をわが家へ持ち帰り、車庫の屋上で苗を育て、1週間前持って行って農場へ植えたようです。

ヒマワリの苗を植えた畑
移築小屋の傍にも植えました

 その折1箱だけ持ち帰りました。聞けば「自分の身近でも育てなければ分からない」とのことでしたが、さてどこへ植えるかは親父である私の裁量に任されました。任されても困るといいながら、昨日は早生玉ねぎを引いた跡地を耕運機で中耕し、とりあえず「100本のひまわり畑」を目指し2人で植えました。

 保育所から移築した鶏舎の景観をよくするためそこにも10本余り植えたので、世話が良ければ7月には綺麗なひまわり畑ができる予定です。里芋を植える予定だった畑を奪われたので、昨日はキャベツ畑の残材や雑草を片付け思わぬ重労働となりました。「理論より実践」を重んじる息子の思いを支援してやるのも、バカ親の仕事のようです。

「ヒマワリの 持ち帰った苗 どこ植える? 相談されても 困るの私」
「とりあえず 玉ネギ跡地 中耕し 息子と二人 ヒマワリ苗植え」
「とりあえず ヒマワリ100本 植えました 7月ころには お花畑が」
「理論より まず実践は いいことと バカ親ぶりを 笑いながらも」

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〇地域教育ネットワークえひめコアメンバー打ち合わせ会
新年度になり、あれこれと会議が始まりました。昨日は松山の喫茶店でコアメンバー6~7人が集まり、飲み物を飲みながら作戦会議を行いました。まだマスクをしたり手指消毒をしたりしていたため、それぞれの表情は読み取りにくいものの、やるべきことをしっかりやって行きたいと思います。

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〇トマトの世話
 3月下旬に家庭菜園の隅の小さなビニールハウスに、8本×4列=32本のトマトの苗を促成栽培のつもりで植えました。昨年のこのごろは外反母趾の手術とリハビリで入院していてできなかったので、今年は何としても作ってやろうと意を強くして臨んだものの、その後の寒さや肥培管理が上手く行かず、一喜一憂していましたが、ここに来て温度が上がり、最近は巻取り式の側窓を一日中開けて、水遣りも5本の溝に谷灌水をするだけでいいように根を張り始めました。

ハウスのトマトも色づき始めました

 一方4月20日に11本×4列=44本の路地に植えた大中小のトマトの苗もこのところの雨水分を得て活着し、今のところ風に吹き飛ばされることもなく順調に育ち始めました。天気予報を気にしながら一昨日、畝に生え始めた草を抑えるため三つ鍬で丁寧に中耕し、垣を作る作業をしました。ハンマーでパイプを打ち込んで横岳を縛り、1本100円の偽竹支柱を44本立て、横竹にビニール紐でしっかりと固定しました。畑が乾くのを見計らって麻ひもで苗を固定したいと思っています。

すっかり綺麗に垣根支柱が立ちました

 私はトマトが大好きです。昨年まではトマトの脇芽欠いて1本立仕立てで育てていましたが、今年から息子がもらってきた垂直仕立てのパンフレットを参考に栽培してみようと思っています。上手く行くかどうか多少不安ですが、教えてくれた息子の顔を立てるのも悪くはないと思っています。多分今年も最盛期の夏にはトマトを沢山収穫でき、毎日生のトマトジュースが飲めるものと、今から楽しみにしています。

「遅れてた ハウス栽培 ここに来て やっとそれなり 色づき始める」
「路地上の 大中小の トマト苗 やっと活着 育ち始める」
「3つ鍬で 畝の中耕 した後で 横竹支柱 しっかり立てる」
「今年は 垂直栽培 やってみる 息子顔立て 何が何でも」

 

 

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〇ヒマワリの苗
 映画二宮金次郎の酒蔵上映を機に、お隣中山町で発足したまちづくりグループ十彩会に足繁く通うようになった息子は、この春先大量の30箱もの種を蒔いた苗箱をわが家へ持ち帰り、私の車の車庫屋上へ置いて、毎日水遣りをして育てていましたが、100%に近いで発芽率で順調に苗が育ち、先日みんなが育てた苗を持ち寄って広い畑に植え終わったようです。

車庫屋上で育ったヒマワリの苗
軽四トラックの荷台に2段重ねで積んで運んだ大量のヒマワリ苗

 息子は自分の家の畑にも一昨年・昨年に続いて植えるようで、1箱持ち帰っています。植える畑の当てもないのにです。こんな時いつも頼りにされるのはサンデー毎日の私です。仕方なく昨日は小雨の中早生玉ねぎを収穫して、雑草を取り跡地に植えてやろうと作業をしました。畑は雨に濡れ少しぬかるんでいるし、今日もかなり強い雨が降るようなので、思案しています。

ヒマワリの苗は小さくても毎朝東を向き、夕方には首を振って西に向いています。何ともけなげなヒマワリの苗を近日中に植えて育てたいと思いますが、親バカなのかバカ親なのか区別もつかない愚かな親と、いつも何かあったら親に頼む、これまた愚かなバカ息子の、さらに輪をかけた愚かな活動が続いています。

「ヒマワリの 苗箱30 車庫の上 朝晩水遣り すべてが発芽」
「ヒマワリは 発芽間もない 苗ながら 首振り太陽 見ながら育つ」
「バカ親か 親バカなのか 分からない バカ息子ともに 愚かな活動」
「雨の中 畑玉ネギ 雑草を 取って畑を 用意はできた」

 

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〇コイノボリの季節が終わりました
 沖縄に次いで鹿児島の奄美大島が梅雨入りしたそうです。私の住んでいる四国愛媛県でもゴールデンウィークが終わったころから、梅雨の走りと思われる雨が足繁く降るようになりました。ゴールデンウィーク中、庭に揚げていた鯉のぼりもそろそろ終わりにしようと、脚立を立てて屋根や電柱に登り、滑車や道縄を外し、取り付けていた13匹の小さな鯉のぼりをひとまとめにしました。

 孫たちも中3と中1になったため、さて来年からはどうするか?思案していますが、とりあえず13匹の鯉のぼりをひとまとめにして庭の洗濯物干し場で保管のため乾燥することにしました。役目を終えた鯉のぼりたちはまるで魚の干物づくりのようで、少し滑稽に見えましたが、2週間にわたって風に舞い、役目を終えた鯉のぼりに、「ご苦労さん」とねぎらいの言葉をかけてやりました。

今年も端午の節句の役割を終えた鯉のぼりたち

 100円ショップで購入した15匹の鯉のぼりは、風雨に遭い既に2匹がリタイアして13匹となってしまいましたが、来年は揚げるのであれば4~5匹追加購入しなければなりません。何はともあれ今年も鯉のぼりの季節は無事終わりました。中3の孫希心は身長が180㎝、中1の孫奏心も既に170㎝に迫る勢いで順調に成長しています。鯉のぼりのお陰かも・・・と喜んでいますが、孫2人の著しい進化に比べ私は加齢とともに退化の一途を辿っています。

「梅雨走り? 雨がシトシト 降るように 役目を終えた 鯉のぼり降ろす」
「鯉のぼり 保管のために 干場にて 乾燥まるで 目刺しのようだ」
「鯉のぼり 孫の成長 祝い揚げ 二人の孫は ウドの大木」
「来年は どうしようかと 思案中 孫の進化と 私の退化」

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