人間牧場

〇昨日の夕日
 昨日の夕方、文化協会の総会が地域事務所であるため、少し早く夕食を済ませ出かけようと外に出ると、わが家から綺麗な夕日が見えました。そしてその夕日の光が、家の入口の祠に安置している石仏を照らしていました。この地に住むようになって50年近くになりますが、こんな神々しい姿は初めてで、早速お参りをしました。

夕日が祠と石仏を神々しく照らしました

 この50年、毎月21日をお地蔵さんの縁日と定め、妻はその日が来ると赤飯を炊いて親類や近所に配り、お接待を欠かさずやっていましたが、私たち夫婦が少し高齢になったこともあって、昨年末を最後にとりあえず止めましたが、松前の教深寺の住職石黒さんにいただいた、わらべ石仏も一緒にお祀りしているので、妻も近所に住む姉も毎日お参りにやって来て、線香を手向けて祈っています。

 人は何かに不自由や悩み事がないと、神仏への祈りを疎かにするものです。私も今のところ健康を回復して何の不自由もなく過ごしていますが、左目に違和感を生じるようになったので、身勝手だとは思いましたが線香を手向け、手を合わせてご加護を祈りました。

「家の外 出ると西空 夕日見え 祠石仏 光が照らす」
「わが妻は この地に住んで 50年 毎月欠かさず 赤飯接待」
「不自由や 悩みがないと つい忘れ 祈り疎か わが身を恥じる」

 

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