○汗だくで庭の草引き
夏の大仕事である家の周辺と人間牧場周辺の草刈りがやっと一段落しました。草を刈った後好天猛暑日が続いていいるため、その後草が芽を吹き返さないため、いつになく周囲が茶褐色になって殺風景ですが、一雨降ると緑がいっせいに伸びることでしょう。
草刈ばかりに気が向いていましたが、いつの間にか庭が大草になっていることに気がつきました。妻はそのことが気になっていたらしく朝夕少しずつ草引きをしていたようですが、追いつかないので私に助け舟を求めてきました。気になっていた愛媛大学農学部地域マネジメントスキル修得講座もやっと昨日で終わり、今日は夕方地元の会合があるだけの自由時間なので、思い切って草引きを始めました。
草を引く庭は2ヶ所です。まず書斎の前に見える庭から始めました。朝日が当たらない時間帯を選んでやったため汗はそれほどかきませんでしたが、蚊やブトが顔や体にまとわりついて仕事にならないため、妻が蚊取り線香に火をつけて持ってきてくれました。お陰様で1時間ほどの作業で綺麗になりました。最近私に用事のある人たちは厳寒に声をかけ、裏に回って私の書斎の窓から侵入して、この庭を見ながら話すので、少しは綺麗にしておかないと笑われると、妻が言うものですから、ついつい力が入ってすっかり綺麗になり、石垣の石組みが主張をするようになりました。
続いて本命の庭に移動し草削り専用の鍬で、一生懸命草を削りました。やがて太陽が昇ってじりじりと照りつけるようになると、一気に汗が吹き出しました。ぬぐっても追いつかないほどの汗です。それでも昼までに終わらせたいと、休憩も取らず霊底から取り出した冷たいお茶を飲んだくらいで何とか綺麗になりました。
一輪車に引いた草を積んで畑まで運び広げて干しました。こうすれば明日には火をつけて自家で焼却処分できるのです。
一段落した12時ジャストに妻がお昼休みで帰ってきました。綺麗になった庭を見て驚き「中々やるじゃない。綺麗にしてもらってありがとう」と褒めてくれました。早速シャワーを浴びて昼食がてら一服しました。いつも思うことですが、植えた野菜や花は中々粗朶立たないのに、蒔かず植えない草はどうしてこうも元気に育つのでしょうか。生きている限りそのことを思い、生きている限り草と戦うことでしょう。
「このままじゃ 見苦しいから 草引いて 妻の頼みを 引き受け大汗」
「草引いた 後見て妻が まあ綺麗 褒められ嬉し まるで子どもだ」
「少しだが 主人役割 するように なった俺見て 妻は喜ぶ」
「早速に わが家訪ねた わが友が 庭を眺めて 感心褒める」