shin-1さんの日記

○海岸にお花畑ができました

 昨日はいつもお世話になっている漁協女性部の人たちに、人間牧場の蕗畑で蕗を収穫してかなり大きな一束を持って行き喜ばれました。わが家で差し上げれるものといえば冬の大根、初夏の甘夏みかんと蕗、それに梅の実くらいなものなのです。

 このごろの蕗は春の成長がやっと止まったかなりしっかりと丸々太った茎なので、佃煮作りには最適なようです。久しぶりにじゃこ天のお店を訪ねましたが、みんな元気に笑顔で働いているようで安心をしました。

若松進一ブログ

 帰り際シーサイド公園に隣接する灘町海岸の砂浜に綺麗な黄色い花がいっぱい咲いているのを見つけました。この花は何年か前少し種を蒔いたのが自然発生的にどんどん増えて、毎年この時期になると綺麗な花を咲かせるのです。

 この花の名前はキンケイソウです。外国からやって来た帰化植物なのですが、今は国道沿いのあちこちに種をこぼして咲いています。目の冷めるような黄色い花が特徴で、菜の花の黄色よりさらに濃い山吹色とも黄金色とも表現できるほどの派手さなのです。

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 砂浜の白や海の青、空の青をバックに咲く綺麗な花に見とれて写真を撮っていると、顔見知りの人が何人か声をかけてくれました。「綺麗ですね」「若松さんが作ったのですか」「また何か新しいことを考えているのですか」などという言葉に返事をしながら、いつの間にか花見の輪が広がっていました。

 元々この花は国道などの工事が終わった法面に種子吹きつけしたものが始まりのようなのですが、何処にでもはびこるたしたたかな花なので、用心をしないとそれこそセイタカアワダチソウのように、雑草となって人に迷惑をかけることになる恐れがあるのです。

 いやあそれにしても綺麗な花の群生で見事でした。


  「花が好き 思わず見とれ キンケイソウ 帰化植物は 用心せねば」

  「砂浜は 今が盛りと 咲く花で 黄色にジュータン 敷き詰めたよう」

  「砂は白 海空青に 花黄色 赤い半そで 子ども戯れ」

  「この花を 何か活用 できないか 人も自分も 何かを期待」

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shin-1さんの日記

○カギみざわ(カギ棒)を作りました

 やっと今年の天気も安定し始めて、すっかり初夏の陽気です。新聞のあちこちにはホタルの話題とともに七折梅の収穫が始まったと報じていました。「そうかもうそんな時期か」と、保存している昨年の冊子カレンダーを捲ってみると、5月29日に「梅取り作業」と書いているのです。一昨年は6月3日、2年前は6月4日ですから、わが家の年中行事「梅取り作業」はもうそろそろなのです。

 わが家には農家でもないのに人間牧場に梅の古木が11本も植わっている梅林があります。選定作業はまったくしない伸び放題の梅の木には毎年まめに実がなって、わが家の梅干と梅酒(梅ジュース)のげんさんちとなっているのです。

 人間牧場を造ってからはこまめに草刈作業をしているため梅林はいたって年中綺麗で、施肥も消毒もまったくしないのに何故か綺麗な梅が収穫できるのです。

 梅取り作業は私の楽しみの一つなのですが、厄介なこともあります。それは梅の木が棘で覆われているため、梅の収穫は体中が引っ掛け傷だらけになるということです。ゆえに妻にも子どもにも手伝ってもらうことができず、結局は退職してからはずっと私一人で苦笑いしながら楽しんで収穫をしているのです。

 今年は遅くまで寒かったため少し季節が遅れていると実感していますが、昨日人間牧場に行って梅の実のなり具合を見ましたが、もうそろそろ収穫してもよい時期だと思いました。わが家の梅は裏年、つまり収穫量が少ない年回りのようですが、和歌山県などは寒暖の激しい天候の冷害にあってかなりダメージを受けたとニュースで話しているようなので、まあそれも仕方ないかと思いつつ、収穫を何時にするか決めかねているのです。例年通りだと天気の良さそうなのでもうそろそろ収穫したいと思っています。

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 昨日は親父の手助けを得て梅収穫用の「カギみざわ」を作りました。「カギみざわ」はここら辺の漁師言葉で、鍵のついた引っ掛け棒のことです。手の届かない高い場所になっている梅の実を収穫するには、この引っ掛け棒で枝をしならせて梅の実をもぎ取るのです。

 山から切り出した腕首ほどの桧の木の皮を剥ぎ、鉋で軽くて使い勝手いいように削って行くのです。普通はこんな仕事は親父の造作のない仕事なのですが、脱腸の手術を控えているため無理ができず、親父からみれば不器用な私が鉋をかけました。何とかなるもので自分でも「俺はこんなに器用だったのか」と思うほど綺麗に鉋を掛けることができました。

 カギは倉庫の中にしまっていたステンレス製の棒を切って曲げてとぎらせ、ボール版で木に穴を開けて金槌で打ち込み、最後はステンレスの針金で固定して出来上がりました。今年の梅の収穫はホームセンターで買い求めた針金の吊るし棒とともにこのカギみざわが効果を発揮してくれるものと期待しています。

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  「桧棒 鉋で削り 化粧して カギを打ち込み 一丁上がり」

  「さあこれで 梅取りみざわ 道具など 整い心 戦闘モードに」

  「憂鬱は 棘の梅の木 登ること 生傷絶えず それも覚悟で」

  「さて今年 収穫量は いかほどか 梅干梅酒 作る準備も」

  「

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