○海岸にお花畑ができました
昨日はいつもお世話になっている漁協女性部の人たちに、人間牧場の蕗畑で蕗を収穫してかなり大きな一束を持って行き喜ばれました。わが家で差し上げれるものといえば冬の大根、初夏の甘夏みかんと蕗、それに梅の実くらいなものなのです。
このごろの蕗は春の成長がやっと止まったかなりしっかりと丸々太った茎なので、佃煮作りには最適なようです。久しぶりにじゃこ天のお店を訪ねましたが、みんな元気に笑顔で働いているようで安心をしました。
帰り際シーサイド公園に隣接する灘町海岸の砂浜に綺麗な黄色い花がいっぱい咲いているのを見つけました。この花は何年か前少し種を蒔いたのが自然発生的にどんどん増えて、毎年この時期になると綺麗な花を咲かせるのです。
この花の名前はキンケイソウです。外国からやって来た帰化植物なのですが、今は国道沿いのあちこちに種をこぼして咲いています。目の冷めるような黄色い花が特徴で、菜の花の黄色よりさらに濃い山吹色とも黄金色とも表現できるほどの派手さなのです。
砂浜の白や海の青、空の青をバックに咲く綺麗な花に見とれて写真を撮っていると、顔見知りの人が何人か声をかけてくれました。「綺麗ですね」「若松さんが作ったのですか」「また何か新しいことを考えているのですか」などという言葉に返事をしながら、いつの間にか花見の輪が広がっていました。
元々この花は国道などの工事が終わった法面に種子吹きつけしたものが始まりのようなのですが、何処にでもはびこるたしたたかな花なので、用心をしないとそれこそセイタカアワダチソウのように、雑草となって人に迷惑をかけることになる恐れがあるのです。
いやあそれにしても綺麗な花の群生で見事でした。
「花が好き 思わず見とれ キンケイソウ 帰化植物は 用心せねば」
「砂浜は 今が盛りと 咲く花で 黄色にジュータン 敷き詰めたよう」
「砂は白 海空青に 花黄色 赤い半そで 子ども戯れ」
「この花を 何か活用 できないか 人も自分も 何かを期待」