〇一人で「いい~湯だなあ~」
昨日はせっかく足湯をと人間牧場ロケ風呂にお湯を張ったのに、来客相手様の時間の都合で利用してもらえず新湯なので、「そうだ一人でお風呂三昧をやろう」と思い立ち、再びボイラーのスイッチを入れて少し暑いお湯を注ぎ込み、集めのお湯に仕上げて真昼間から入浴と相成りました。
昨日は風呂釜の下から火を焚いていないためゲス板も必要でなく、裸になってゆっくりと湯の中に体を沈めました。北側の跳ね上げ窓を開け、両袖の隠し窓も開けているため穏やかな外気とあいまって、まあ最高の気分でした。
眼下には土曜日休漁日とあって豊田漁港に行儀良く並んだ漁船が何とも長閑な雰囲気を醸してくれました。海も穏やか、遠くには瀬戸内海の島々がまるで一服の墨絵を見ているように広がり、また咲き始めた周りのミカン畑花の香りが、「ああ~幸せ」って感じになりました。
(ロケ風呂にて)
若い頃はそんなに風呂好きでもなく、またカラスの行水程度で長湯でもなかったのに、歳をとるにしたがって風呂好き長湯になり、今では閑を見つけて妻と二人近所の温泉巡りなどをしているのですから世の中も変わったものです。湯加減も私は元々ぬる目のお湯が好きでした。最近は少し熱めの温度が好きになり、妻からは「余り暑いお湯はよくない」と言われていますが、まあ火傷をするほどでもないのでほどほどにしています。
(最盛期は68キロ、今は56キロ、もう少し太っても・・・・)
悪趣味ではないのでご容赦を願いますが、昨日はデジカメを持ち込み高齢者の入浴シーン撮影会?となりました。犬も食わない、ましてや覗く気にもならない男の裸体ですが、初診に卯写った自分の体を見て驚きました。今流行のメタボではなく精悍だといえばそうも見えますが、まあ56キロの痩せた体には何処にも贅肉など付いてなく、余りにもみすぼらしいのです。タオルをかけ風呂でひとりくつろぐ姿は、まあ自己採点で「格好よい」としておきましょう。
妻に言わせればもう少し太って欲しいのだそうですが、こればかりはどうにもなりません。でも今の体形を保ってこれからも元気に生きて行きたいと思っています。
「ギョッ俺は こんなに痩せて いるのかと 自画像見つつ 少しがっかり」
「女性なら 裸写真も 絵になるが 爺の裸 犬も食わぬわ」
「さも二人 いそうな写真 自動にて アリバイ工作 サスペンスなら」
「山の家 一人静かな 湯に浸かる ミカンの香り ウグイス鳴いて」