shin-1さんの日記

○エネルギーと瓦の町旧菊間町へ出かけました

 一昨日現今治市、旧菊間町へ出かけました。菊間町といえば瓦とエネルギーの町として有名でしたが、今治と合併してからは、菊間町としての名前が今治市に少し埋没したのか、合併前ほど情報が伝わってこないようです。それでも町の中を走ると沿道には瓦の製造工場の看板が立ち並び、太陽石油がSORATOとガソリンスタンドの名称を変えたものの、太陽石油の石油プラントが海岸沿いに立ち並び、どこか活況を呈しているのは、企業城下町の恩恵かも知れないのです。菊間駅の背後には瓦をイメージした立派な講演がありますが、少しアカデミックすぎて人を集め切れていないのも昔のままで、ある部分変わらないことにホッとするのです。

 私は菊間町へは何度も足を運んだ頃がありました。松尾という地区に渡部さんや石川さんという役場関係に勤める友人がいたため、年に一度か二度講演と呑み会をセットにしてよく招かれたものです。そんなご縁もあって元町長の白石さんとも入魂にさせてもらっていましたし、菊間の伝統行事お供馬の走り込みにに使う馬をわざわざシーサイド公園の海開きに招待し、日本の弓フェスティバルなどをして大いに独自性を出したことも懐かしく思い出されるのです。

 そんなこんなで知人友人も多いのですが、今回はJA今治菊間支所のかんきつ生産者大会の記念講演に招かれたのです。菊間町松尾出身の農協マン渡部部長さんとは25年来の友人ですが、これまでの大会は柑橘の専門家や市場関係者の話を聞くことが殆どだったようですが、渡部部長さんの肝いりで、元気の出る話をして欲しいとのご依頼でした。

若松進一ブログ

 この日は「午後1時30分から総会が始まり、1時間位したら終わるので2時半から」とう約束でしたが、総会が30分も延びてしまい、講演が始まったのは3時からでした。その分30分時間延長をしてもいいとお許しをいただき、お話をしっかりとさせてもらいました。

 講演はハプニング続きで、講師紹介で「役場のあがり」と紹介されてのっけから大爆笑、持参した電光掲示板はノーサイン、途中ワイヤレスマイクが電池切れでオーバーヒートと、綱渡りのような講演でしたが、さすがみかん所の参加者は熱心でした。

 会場には顔見知りの人も沢山いて講演終了後お声を掛けさせてもらいました。お土産にせとひめのオレンジジュースを一箱いただいて帰りましたが、渡部部長さんが自慢するだけあって、糖度13以上の果実を絞ったという美味しさは格別でした。

  「合併で 随分変わった 町へ行く 人の人情 だけは変わらず」

  「俺元気 馬も元気と 若者が 昔話に 花を咲かせる」

  「このジュース 持って帰れと 手土産に 自慢するだけ あるな美味しい」

  「講演の 途中マイクが ヒートする 俺の熱話に 当てられたのか」 

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