人間牧場

〇松山市北条浅海まちづくり講演会(その2)

 秋も深まり陽の落ちるのが早く感じられるようになった昨今ですが、昨日は松山市北条浅海地区のまちづくり講演会に出かけました。北条の夕日を見ようと少し早く家を出たため、会場の浅海公民館へは1時間も前に到着してしまい、電気の消えた公民館前の駐車場で暫くの間、会場が開くのを待ちました。少し前西の空に綺麗な夕日を見ましたが、今度は東の空にそれは見事な十三夜の月が見え、何か得をしたような気持ちになりました。

講演会風景
講演会風景

 やがて何人かの人がやって来て玄関の戸が開けられたので、釣られて中に入り和室の別室で、浅海地区区長会長の前田さんと副会長の高橋さんと四方山話に花を咲かせました。高橋さんという女性の副会長さんは、かつて青年時代青年団に所属して、私と一緒に四国一周青年バス乗ったそうです。私は青年団活動8年間で、①仲間、②主張、③ふるさと、④感動、⑤夢という5つの道具を手に入れました。今もこうして心身ともにすこぶる健康的に生きているのは青年団のお蔭なのです。

お月様も綺麗でした
お月様も綺麗でした

 相次いでやって来た高橋事務局長さんは若いころ、県民文化会館で開かれた防災全国大会でパネラーを務めた時ご一緒したそうで、縁の不思議を感じました。また通称「てっちゃん」と呼ばれている元気のよい人も現れ、控室の話がそのまま地域づくりの話になり大いに盛り上がりました。やがて午後7時30分きっかりに講演会は始まりました。それから約一時間思いつくままアドリブで話をさせてもらいましたが、反応も上々だったようで、まずは一安心でした。

 昨日の講演会はまちづくり協議会の発足に向けての準備会の主催でした。市民参画まちづくり課の課長さんや職員の方も沢山見えられ、いい方向に進みつつあることを実感しました。「てっちゃん」が言うように、時代の流れの早いこの時期に、余り様子を伺い過ぎると、時機を逸してしまいます。またまるで振り子時計のようにああでもないこうでもないと堂々巡りをしていると、熱が冷めてしまうこともあるのです。浅海には人罪ならぬいい人財が沢山いるので、もう一押し一歩前へ、さらに前へ、もっと前へ進んで欲しいと思いました。

  「懐かしい 青年団の 思い出を 持っている人 沢山ありて」

  「いつまでも 流れの早い この時期に 振り子時計で いいのかどうか」

  「わが町と よく似た 海沿い 風景に 何か出来そう 予感がしつつ」

  「一歩前 さらに前へと もっと前 まるでトイレの 看板みたい」

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