人間牧場

〇葬儀明くる日のお寺参り

 前日叔母若松カヤ子の葬儀や、初七日の法要を無事滞りなく済ませましたが、一夜明けた昨日は親族が揃って、串本村の景徳寺にお寺参りに出かけました。伯母の家は奥西にある長楽寺の檀家なのですが、長楽寺の住職さん、息子さん、奥さんが近年相次いで亡くなり、無住寺となっているため、兼務住職の景徳寺さんへお参りするという、何とも風変わりなお寺参りで、親父の時ほどではないにしてもやはり少し違和感を感じました。

DSCN1473DSCN1475 慶徳寺は眼下に瀬戸内海の海を一望する、串本村の集落の中ほどにあります。山口住職さんも住職の奥さんもご立派な方で、住職さんとは史談会の同じメンバーだし、奥さんは更生保護女性会の会長さんをしているので、子ども体験塾のボランティアスタッフとして協力をしてもらっていて、いつも頭の下がる思いをしています。読経やお茶をいただきながら雑談をして、40分ほどでお暇しましたが、お寺参りで葬儀の心のモヤモヤも晴れ、少しスッキリした気分になりました。

DSCN1476 昨日はあいにく双海町の秋祭りの日と重なってしまいました。町内の辻々には祭りの幟が立てられ、神輿や獅子舞も繰り出して、爽やかな秋晴れの元、賑やかなお祭り行事が行われたようですが、今年は親父が亡くなって喪に服していることから、神輿が自宅へ入る事もなく、わが家では少し淋しい秋祭りとなりました。息子も若嫁も仕事だし、私たち夫婦も叔母の葬儀や仏事があって、祭りどころではない一日でしたが、孫希心だけは仏様と神様のお許しを得て、子ども神輿の神輿守に朝から夕方まで参加していました。

 このところ2週間ばかり雨も降らず、過ごし易い穏やかな天気が続いていますが、今日は二十四節気の一つ霜降(そうこう)で、暦の上では霜が下り始めるころとされています。寒いのが苦手な私にとって、これから始まるであろう寒さに備え、万全な冬支度をして乗り切ろうと心に誓い、何はともあれ寒さに負けない体力をつけるため、目下のところ一日一万歩のウォーキング目標を達成するため、努力をしています。ただ今パソコン内蔵のデジタル時計は5時33分を差しています。外はまだ夜が明け切らず真っ暗ですが、そろそろ準備をして朝のウォーキングに出かけようと思っています。

  「葬儀後の お寺参りに 親族が 揃って出かけ 読経懇ろ」

  「檀家でも ないのに別の お寺行く 心の隅に どこか違和感」

  「顔見知り 住職さんの 説教は 何度聞いても 納得しきり」

  「霜降と 聞いて寒さを 意識する これから先は しかと身構え」

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