〇人間牧場で子ども体験塾収穫祭(その2)
子ども体験塾は美味しい手づくりの料理を、腹いっぱい食べれるのも魅力です。今年の食欲の秋と銘打ったメニューは、サツマイモご飯、具沢山の豚汁、野菜サラダ、焼き芋でした。収獲したばかりのサツマイモを水で洗い、サイコロに切ってお米と一緒に炊き込むサツマイモご飯は水加減、火加減を今年は私が担当しました。私も大釜でご飯を炊くのは初めてで、水加減や火加減に苦労しましたが、少し芯が残っているよな結果となってしまい反省しきりでした。
イノシシの肉の調達が出来なかったため、イノシシが先祖の豚肉で我慢し、具材にはサツマイモの茎の皮を剝き、収獲したシイタケとともに入れ、具沢山の味噌汁となりましたが、これも味は抜群で、アルミホイルでくるんで焼いた焼き芋とともに、子どもたちは何度もお替りをしていていました。今年はデザートとしてサツマイモを茹でて皮を剥ぎ、潰して味付けしたイモキントンを作りましたが、野菜&マカロニーサラダとともに美味しくいただくことができました。
芸術の秋は、登山中に見つけた木の実や木の葉、草花を絵に書いたりボンドで張り付けたりして、絵葉書づくりに挑戦しましたが、まあそれなりのいい作品に仕上がりました。息子が沸かした足湯のサービスも、北海道佐呂間町の親友武田さんが送ってくれた観賞用カボチャ争奪ジャンケンゲームも、秋編歌声集による合唱も、いいプログラムだったようです。特にカボチャ争奪ジャンケンゲームは、昨日facebookで同行の富田さんが配信してくれた動画を見ると、まるでみんながウッドデッキで踊っているような楽しい雰囲気で、思わず顔がほころびました。
午後2時過ぎ子どもたちは思い出をリュック一杯に詰め込んで、下山して行きましたが、私と息子と孫奏心は残り、風呂のお湯を抜いたり、水平線の家のトイレや板間を掃除し、後片付けを見届けて下山しました。今年は人間牧場開設10周年を迎え、既に今月だけでも150人を越える人が人間牧場にやって来て、大忙しの毎日でしたが、子ども体験塾でやっと一段落です。今年は忙しくて、ウッドデッキの防腐剤塗りも、木々の剪定もままなりませんでしたが、冬が来る前にそれらの作業やコンニャクイモ堀もしなければなりません。忙しさはまだまだ当分の間続きそうです。
「収獲の 具材を使い 調理した 料理数々 野外で食べる」
「芋ご飯 今年は私 炊いてみた 水と火加減 中々大変」
「車座に 座って足湯 気持ちい~い 子どもの笑顔 忘れられない」
「芸術と 言えるかどうか 分らない まるでピカソの ような絵を画く」
「観賞用 カボチャ争奪 ジャンケンで 盛り上がりました 動画で配信」