〇人間牧場10周年年輪塾公開セミナー&10周年の集い(その6)
年輪塾公開セミナーと人間牧場10周年の集いは、私の夕日亭大根心の新作落伍独演会で目出度く幕を閉じました。渡辺さんの祝辞に始まり、河野さんの絵の贈呈、井上さんのほら貝披露、塩崎さん、和田さん、亀本さん、溝渕さん、松本さん、門田さん、西川さん、梅村さんの心に染みるショートコメント、それに息子一心の話、水産高校の大先輩玉井さんの話も余韻を引き継ぎました。
さあ楽しい交流会の幕開けです。まずウッドデッキに特製の大蚊帳が、多少戸惑ったものの息子の指導で張られました。蚊帳を張ると先ほどの研修風景とはまた違った異空間が生まれました。5つのテーブルを置き、周りにみんなが座って早速乾杯しました。テーブルの上には松本さんが注文用意してくれた美味しそうな料理が並び、皆さんがお祝いに持ち寄ってくれたお酒類を呑みながら楽しく食懇談しました。呑むほどに酔うほどにボルテージが高まったところで、馬路村の木下さんがマジックを披露してくれました。木下さんのマジックも今では玄人並みで会場を大いに湧かせてくれました。
やがてこれがサプライズというのでしょうか、大きなケーキが会場内に運び込まれました。何と何とバームクーヘンの支柱を組み立てた6段飾りのバーズデーケーキでした。実はこの日10月3日は私の71回目の誕生見でした。ゆえに年輪に見立てたバームクーヘンを歳の数71本を使ったようですが、その奇抜なアイディアには、さすがの私も驚ろきあっけにとられてしまいました。やがて灯りが消され71本のローソクではなく、7本のローソクが灯され、誕生日の歌を歌った後、一息でローソクを消しました。私はこれまで70回誕生日を迎えていますが、こんなのは勿論初めてでした。
その夜は帰る人、泊まる人に別れ、泊まる人も借りていた池久保集会所と水平線の家に別れ、私は深夜2時まで15人を越える泊り客の相手をしました。酒を飲まない私と酒を呑み過ぎるほど呑む仲間たちとの波長は、合うはずもなく苦慮しましたが、これも私のために駆けつけてくれた仲間たちへの、ささやかな大サービスだと心に決めて対応しました。15人の仲間はそのうち酒と睡魔でダウンし雑魚寝と相成りましたが、まあ凄いいびきで、結局私はウトウトしたものの一睡もできませんでした。朝6時みんなを起こし後片づけをしてそれぞれがそれぞれの目的地に、何事もなかったように帰って行きました。
「交流会 ウッドデッキに 蚊帳を張り 異次元世界 始まり始まり~」
「呑むほどに 酔うほどみんな ボルテージ 最高潮で 賑やか酒宴」
「サプライズ 私のために 特製の バームクーヘン ケーキを準備」
「虫の音に 負けずに仲間 いびきかく 凄過ぎ私 一睡できず」