○平凡な道でも続ければ非凡になる
昨日中村剛志砥部町長さんからお便りが届きました。発信先は人生楽々工房で、封筒の私の名前の下に、
「明るい顔がまわりを明るくし 暗い顔がまわりを暗くする いつもほほえみを失わない そんな明るい顔を持ち続けたい」と書かれていました。意味不明の30853という番号もありました。察するにこの番号はこれまで差し出したお便りの数でしょうが、だとしたら気の遠くなるような実践で、町長さんのもう一つの顔を見る思いがしました。偶然でしょうが松山市長を中村さん、伊予市長も中村さん、砥部町長さんも中村さんなのですが、こうしてお便りが届くのは隣の町の中村さんだけなのです。
封を切るといつものように3枚の紙が出てきました。一枚は砥部町広報誌のコピー、一枚は倫理法人会発酵雑誌のコピー、もう一枚は人生楽々工房の会報第182号です。時には砥部町出身で亡くなった宗教詩人坂村真民さんの言葉などが紹介されていますが、この号にはりんりの言葉「やればできる」を引用した「中断は百歩後退」という次の言葉でした。
中断は百歩後退
成就の秘訣は、一歩も退かない、ということ
退くまいとすれば、いきおい進まねばならない。
進みには一分だって、止まってはならない。
自分ではちょっと休んだつもりが、
大きな後退となってしまう。
上手下手は関係ない。日々続けることで、やがて物事は
成就するのである。
なるほどと思いながらこの言葉を自分流にかみしめました。毎朝四時に起きる。毎日公園の掃除をする。毎日二本のブログを書く。毎日はがきを三枚書く。ほんの小さな自分で決めた目標ですが、何度も何度ももう辞めようと思いつつ、とにかく続けてきました。私の場合始める時辞める目標を設定しているので、シーサイド公園の掃除は毎朝五時から三時間、退職するまでの十二年間と決めていたのできっぱりと辞めました。でも早起きもはがき三枚も、ブログ二本も未だに続いているのです。
人間は楽な道を進みたいという誘惑から、思いや目標を習慣化するのはかなり難しいものです。でも凡人の私には高くて大きな目標を立てたところで、成就できるはずもないと思っているので、自分サイズで出来ることをコツコツやることなら何とかなるのです。小さなことの積み重ねは年月を経ると凄いことに変身します。まさに平凡が非凡になるのです。掃除もブログも今では私の宝物となっているのです。
「平凡な ことしか出来ない 凡人も 続けてやれば 非凡人なる」
「中断は 百歩後退 だとしたら 続ける以外 進む道なし」
「俺にでも 出来ることあり そう思や できることあり アリの歩みを」
「おいお前 今日もやれよと 命令す 心の中の 強い自分が」