〇夏の思い出
今年の夏はお盆を挟んで日本列島に居座り続けた前線の影響で、毎日のように雨模様の天気が続き少しうんざりしていましたが、ここに来てやっと太平洋高気圧の張り出しによる南風が吹いて蒸し暑く、第2回目の梅雨明け宣言のようです。
今年は春先から長期入院で農作業などの段取りが狂いっぱなしで、未だに元に戻っていませんが、そろそろ秋の準備をしなければならない時期を迎えていて、昨日は役目を終わったスイカ畑の下草を刈ったり、果樹園の枯れた甘夏柑をチェンソーで伐採した枝を集めて運び、焼却処分をしました。
今年の夏は息子が大量に朝顔を育て、伊予市街の商業施設町家に展示していましたが、約一ヶ月間の役目を終えた朝顔の鉢植えがわが家に戻ってきました。息子はこの1ヶ月仕事から帰りに町家へ立ち寄り、剪定したり花柄を取る作業に明け暮れ、中腰作業で腰の痛みを訴えるなど、かなりハードな日々だったようです。
何人かの町家利用の常連客から、「毎日ご苦労様でした。今年は朝顔の花を存分に楽しませてもらい、ありがとうございました」と何人もの人から言われたそうで、そんなささやかな一言がたまらなく嬉しいと目を輝かせて言っていました。さてこれらの戻った朝顔の鉢植えの片付けもまた大変なようで、少し手伝ってやろうかとバカ親ぶりな心が動いています。
「二回目の まるで梅雨明け 今日からは 真夏日暑く なりそな気配」
「今年は 狂いぱなしの 農作業 そろそろ秋の 準備に入る」
「朝顔の 鉢植え役目 終え帰る お礼を言われ 息子喜ぶ」
「朝顔の 鉢植え片付け また大変 馬鹿げた息子 バカ親手伝う」