人間牧場

黄色い曼殊沙華の花と赤い芙蓉の花が咲きました

 2年前、友人の後藤田さんから珍しい黄色い曼殊沙華の球根をいただきました。庭の隅に植えていますが、このところ葉っぱに先立ち花茎が伸び、綺麗な黄色い花が咲きました。こちらでは赤い曼殊沙華の花が主流で、時折花の好きな方の庭でピンクや白い花の曼殊沙華の花を見かける程度です。近所に住む姉が連日やって来て、この花を愛でながらお茶を飲んで楽しんでいます。

綺麗な黄色い曼殊沙華の花

 田んぼの畔に咲く野生の赤い曼殊沙華の花が咲くのはもう少し先ですが、早生系の稲はすっかり色づき、長雨で少し遅れているものの、今度の土日には稲刈りが始まるようです。それにしても植物は偉いもので、雨風・気温・太陽・土・水などの自然現象を察知して、私たち人間が教えることもなく季節になれば芽を出し、花を咲かせてくれるのです。

大輪の赤い芙蓉の花

 この花を見る度に球根を送ってくれた後藤田さんの、温和な笑顔を思い出しています。もうひとつ、近所に住む池田武夫さんという方から3年前真っ赤な芙蓉の剪定した小枝をいただき、短く切って挿し木をしましたが、殆どついて10本ほど庭に定植しました。今では毎日のように真っ赤な大きな花を咲かせています。この花の苗を次男嫁の実家に差し上げたところ、庭に植えて連日花をつけていると喜びの電話がありました。花を見て人の顔を思い浮かべるのも楽しいです。

「友人に 球根貰い 庭の隅 曼殊沙華の花 見事に咲いて」

「普通赤 この曼殊沙華 濃い黄色 珍しいねと 愛でつつお茶を」

「剪定した 枝を貰って 挿し木した 赤い芙蓉も 連日咲いて」

「花を見て 人の顔々 思い出す 思わず和む 今日も幸せ」

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