人間牧場

〇バイクの修理完了

 このところ日常的に乗っていた、私のバイクヤマハメイトの調子が悪く、車体のあちこちに20年以上使った錆も出て、そろそろ寿命で廃車にしようと思っていました。先日軽四トラックの修理を頼んだ地元の修理屋さんに、バイクのカタログを貰いましたが、お目当てのバイクは25万円もするそうで、それも仕方がないと妻と話し、注文一歩手前まで来ていました。

修理を終え水洗いしてすっかり綺麗になった私のポンコツ単車

 ところが先日若嫁が孫たちの自転車の修理を毎回頼んでいる松前の小さな自転車屋さんに、単車の修理もできないか頼んでくれたそうで、とりあえず息子がダメ元で軽四トラックに積んで持って行ってくれました。それから10日ほどが経った昨日、仕事に出かけた若嫁から電話が入り、単車の修理が終わったので取りに行くようにとのことでした。

「えっ、あのポンコツ単車が治った?」と半信半疑でしたが、トラックに乗せる人手として、夏休みで居合わせた小6の孫を助手席に乗せ、松前町まで出けました。自転車屋の店員さんはアルミ製のアユミを掛けいとも簡単にたった一人でまるで軽業師のように荷台に積み込んでくれました。ロープを掛けて持ち帰りました。帰りの車内で孫が、「おじいちゃんは単純じいちゃんじゃねえ。治った単車を見て大喜びをしていた」と見透かされてしまい大笑いをしました。

 帰宅後家にいた中2の孫の力を借りて3人で単車を降ろし、ついでに水洗いをして埃を取りました。水を拭き取り早速試乗をしました。とりあえず翠小学校近くまで走ってみましたが、エンジンの調子も抜群で、不具合だったウインカーもしっかり機能していました。孫に見透かされたように私は単純人間で、早速草刈り作業を終えた夕方夕涼みのつもりで、海岸国道を走ってにましたが、受ける夏の風は涼しくとても快調でした。

古い道具を見限って、新しいものに取り換えることは簡単です。でも新しいものを売りたい相手は、「もう古い、部品がないので治らない。そろそろ新しのに買い換えては!!」と誘います。今回は予定していた25万円の新車購入代金を支出することもなく、少ない修理代だけで出費を抑えることができました。後期高齢者となった私のように、何年持つか分かりませんが、それでも物を大事にすることの大切さを学んだ一日でした。

「古単車  そろそろ寿命と 思ってた ところが若嫁 修理頼んで」

「もう多分 修理できない 言われると 腹をくくって いたが朗報」

「軽四の トラック積んで 持ち帰る 単車洗って 試乗してみる」

「古いけど 長年使い 愛着が もう暫くは これで我慢す」

 

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