人間牧場

〇降った雨の見える化実験

 お盆を挟んでこの10日ほど、オホーツク海高気圧と太平洋高気圧の勢力が拮抗し、その狭間にできた前線が日本列島に居座り、各地で新記録ずくめの大雨を降らせ、川が氾濫したり土石流が発生するなど多くの被害が出ていて、同じような危険地帯に住み、心配の種の尽きないわが家ゆえ他人事ながら心を痛めています。

孫が実験で置いた発布スチロールの箱に雨水がいっぱいになりました

 この10日ほどは愛媛県でも新型コロナの第5波の感染が松山市を中心に広がり、万延防止法の適用を再び受け不用不急の外出がきつく制限され、私の関係している活動や講演会も全てキャンセル若しくは延期になるなど、長雨とコロナのダブルパンチになすすべもなく、「天に向かってブツブツ言うな、雨の日には雨の日の仕事がある」と強がってはみるものの、どこか寂しい日々を過ごしています。

 何日か前雨が長く続くという週間天気予報を見た孫は、何を思ったのか庭に発泡スチロールの深い箱を3~4個並べて置いたようです。邪魔になるし見苦しいと思いましたが、そのままにしておきました。すると発泡スチロールの箱に降った雨水がどんどん溜り、溢れるほどいっぱいになっています。つまりわが家にこれだけの雨が降ったという証明なのです。

 普通雨が降ってもどの程度降ったのかは、天気予報で聞く程度で知る由もありませんが、孫も中々粋なことをするわいと感心しました。それにしてもこれだけの降った雨水は、土が保水したり側溝を通って川や海に流れて行くのでしょうが、自然とは偉いもんだとしみじみ感心しました。

「長雨を 前に孫たち スチロール 箱を並べて 雨水観測」

「まあ凄い 降った雨水 箱一杯 これだけの水 一体どこへ」

「これ以上 降ると災害 起きるかも たまった雨水 余りに多くて」

「見える化の 実験リアル 孫たちも 中々やるわい 感心しきり」

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