人間牧場

〇お盆近づく

 間もなく夏恒例のお盆がやって来ます。今日を含めこの3日間は三連休の所も多く、新型コロナの感染拡大で移動自粛が叫ばれる中、息を凝らしながらマスクをして小さな移動をしています。お盆はあの世へ行っているご先祖が里帰りする仏事があります。毎年のことながら一昨日人間牧場の畑に出かけ、お墓に供えるシキビを用意しました。田舎ゆえわが家の墓地用、家の敷地内にあるお地蔵さん用、妻の実家の墓地用と、10束もシキビを用意しなかればならず、藪蚊に悩まされながら大汗をかきました。

 昨日はそれらのシキビを持って妻と二人でお墓巡りをしました。妻の実家は八幡浜です。海岸国道378号を約1時間ばかり走り、八幡浜の市街や八幡浜湾、遠くは九州の山並みが遠望できる大宝寺というお寺の境内裏山にあるお墓へ出かけました。今年は実家の隣に住む義兄夫婦が前日墓地のお掃除をしてくれていたため大助かりでしたが、シキビや水桶を持っての急な坂道はきつく、二人とも大汗をかいてしまいましたが、線香を手向けてご先祖に手を合わせ、平穏無事や健康を祈りました。

 帰宅途中、本覚寺境内にあるわが家の墓地にも同じようにシキビと水桶を持ってお参りしました。1週間前息子と2人でシキビを替えに出かけた折、掃除をしていたので難なく終えることができました。今日にでも棚経にお寺の住職さんがやって来るので、居間に仏壇を出して飾ろうと思っています。私たちは長男夫婦ゆえ、親の代から受け継いだこれら一連の仏事は毎年続けなければなりません。息子たち夫婦もダイニングに設えた仏壇や神棚にお供えをしたりしながら、古き良き伝統を受け継いでくれています。

「盆近し 畑に出かけ シキビ切り 準備を進め お墓に出かけ」

「暑い時期 お墓の掃除 老夫婦 半日掛り 止める訳には」

「妻実家 わが家の墓地と お地蔵さん 3ヶ所分の シキビどっさり」

「墓守は 長男務め 身について 今年も何とか 役目を終える」

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