人間牧場

〇みつばち高校生という本を読む

 先日久しぶりに出会いを重ねた知人で90歳になる藤原茂さんから、お電話をいただきました。差し上げた蜂蜜のお礼でしたが、蜂蜜を食べながら読売新聞を読んでいると、広告欄に「ミツバチ高校生」という本が発行されていたので、興味があったら読んでみてはとのことでした。早速息子に頼んでインターネットのアマゾンで、注文をしてもらいました。私はネットで買い物をしませんが、息子はいつもネットで買い物をしていて、時折代引きの荷物が届いて、支払いにアタフタすることがあるのです。

DSCN2447 アマゾンは遅くても注文してから2~3日で本が届き便利なため、新聞や雑誌、ネットで面白い本を見つけると、息子にメモを渡して注文してもらうのです。今回の本も3日目に届きました。早速読み始めましたが、ミツバチを飼育している私には内容がよく理解できて、ノンフィクションと一部フィクションの混ざった内容に納得しながら、僅か一日で読み終わりました。今はメモを取りながら再読している最中で、自分の知らなかったミツバチの生態が実によく分る本でした。

 内容は長野県富士見高校の生徒がクラブ活動でミツバチを飼い始め、新しい部を興してから僅か3年間で、農業高校が集まる成果発表甲子園で見事最優秀賞を獲得した話で、心温まるものでした。ミツバチを飼い始めると季節の移ろいや蜂の行動に敏感になり、ハラハラ・ドキドキ、時にはジーンとなることがよくあります。ミツバチのことを殆ど知らずに、ただ飼いたいという一心で始めた私ですが、師匠を持ったお陰で毎年少しずつ上達してきました。でも蜂の生態についてはまだまだ分らないことだらけなので、ある意味バイブルになりそうな感じがしています。

 とりあえず私の採った蜂蜜を、精製して瓶詰めしてくれている息子にも読ませたいと思っています。そういえば長野県富士見といえば私の友人で毎年美味しいリンゴを沢山送ってくれる北村亨さんのふるさとだと、本を読みながら思い出しました。長野県には北杜市清里の観光カリスマ舩木上次さんや木曽福島開田には毎年蕎麦・トウモロコシを送ってくれる大目富美雄さんもいます。懐かしい顔々を思い出しながら夜のふけるのも忘れて読み返しました。

  「新聞で 紹介していた 本を読め 蜂蜜つながり 知人の誘い」

  「メモをして 息子に渡し ネットにて 本を注文 早速届く」

  「この2日 テレビも見ずに 本を読む ミツバチのこと 大いに学ぶ」

  「久しぶり 面白い本 読んだわい メモを取りつつ 再読再読」

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