人間牧場

 ◯モグラ塚

 昨日は正月三日目だというのに、日本列島の各地では4月上旬並みの暖かさで、地球温暖化を実感する程でした。この陽気に春が来たと勘違いしたのでしょうか?、畑の隅には早くもモグラ塚がお目見えしました。こんもりとまるで人間がスコップで土を盛ったようなモグラ塚は、何とも微笑ましい感じがしますが、農作物にとっては大敵で、ミミズを求めて地中を夜中中徘徊するモグラは始末に負えず、捕獲の妙案もないことから、頭の痛い仕業なのです。

 この話題を写真つきで書いたら、嬉しいことに早速知人友人から、私と同じく「モグラ被害に悩んでいる」とか、「モグラの撃退法教えます」まで、沢山のコメントが寄せられました。これまでは泣き寝入りをしていましたが、今年は是非撃退方法や予防方法を実践してみたいと思っていますが、はてさてモグラは人間様の目に見えない地中のことゆえ、また昨年も同じようなことを考えながらついには忙しくて実行できなかったため、上手く行くかどうか心配です。

 私の友人には変わった息方をしている人が多く、蓑虫の蓑を集めて布に張り合わせてキルトを作ったり、モグラを捕まえてモグラの毛皮で財布を作ったりする人がいます。世間の人から見れば、奇人・変人の類でしょうが、本人は大真面目でやっているようです。その人に比較すると私などは常識の範囲内だし、想定内の生き方をしていいるのです。おっと、モグラ塚が思わぬ方向にズレてしまいました。

  「今朝早く 畑の隅に 盛り土が 昨夜のうちに 突貫工事」

  「良く見ると 畑一筋 トンネルと 思しき地割れ モグラの仕業」

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