人間牧場

 

梅取りのための百姓ルック
梅取りのための百姓ルック

〇梅の収穫・ジャガイモ堀り・サツマイモ植え

 5月も忙しくてあっという間に終わってしまいつくづく時の流れの早さに驚きます。昨日九州地方が入梅したと気象庁から発表がありました。そろそろ人間牧場の梅の実の収穫をしなければと、天気予報を気にしながら考えていますが、昨日は4日間続いた大分や島根への遠出も終って一段落ついたので、キャリーや収穫袋を軽四トラックに積んで梅の実の収穫に出かけました。人間牧場の梅の木は剪定をしない自然流栽培のため、木に登らなければならず、毎年の事ながらかなり難儀な農作業なのです。特に梅の木は茨のようにやたらとトゲがあって、体中傷だらけになるのです。そのため妻が用意してくれた手負いや出始めた薮蚊対策として、蚊取り線香に火をつけて腰につけ、地下足袋を履いた百姓おじさんルックで作業をするのです。

P1120137 午前9時から始めた梅取り作業で午前中3箱60キロを収穫しました。前日までの長旅の疲れを心配して、午前中で終わる予定だったためお弁当を持って行かず、妻が用意してくれたおやつ手度だったのですが、子ども体験塾畑の残ったジャガイモ掘りとサツマイモ植えを、雨が気になることから急に思いつき、公民館の赤石さんに携帯で連絡して作業をすることにしました。赤石さんはサツマイモのつると道具を持って午後1時過ぎにやって来ましたが、掘り残していた男爵とメークインはかなりの豊作で、特にメークインは1キロの種芋ながらかなりの量を収穫することができました。掘ったジャガイモは今年のキャンプでカレーの具材として使う予定です。また今年の2月に植え付けに参加してくれたお母さんたちにプレゼントしようと相談もまとまりました。

ジャガイモ掘り
ジャガイモ掘り

 ジャガイモを掘った跡地には再び耕して畝を立て、マルチを掛けてサツマイモを植えました。既に24日の作業で植えたサツマイモはその後続いた好天にもめげず、順調に活着しているようでした。二人でする作業にしてはかなりハードでタイトな仕事量でしたが、大汗をかきながら3時間ばかりで梅雨の雨前までに作業を終えホッとしています。
 赤石さんとこの6年間タッグを組み様々な作業をやって来ましたが、赤石さんは北九州育ちで農作業の経験がまったくなく、最初はどうなることかとハラハラしましたが、今では一丁前の畑仕事や作業もできるようになり、子どもたちに感動を与えるための活動や作業を黙々とやっています。赤石さんは自認する雨男なのですが、晴れ男の私の方が強運を持ってリードしているため、まあそれなりに順調にプログラムを消化しています。さあ暑い夏がやって来ました。青少年の健全育成も、人間牧場の活動もかき入れ時です。頑張ってやりましょう。

サツマイモの作付けが終った芋畑
サツマイモの作付けが終った芋畑

 

 

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