○西予市からのお客様
昨年の4月19日、西予市宇和町のだんだんつながろう会に招かれ、それがご縁で人間牧場へ行ってみたいという皆さんの要望で、10月25日の秋の頃皆さんが人間牧場へやって来たと記憶をしています。その後筆まめなお世話役藤本明美さんとの交友も深まり、願わくばミカンの花咲く春の季節に是非という相談がまとまりました。要望の日時は4月25日か5月9日でしたが、私の日程の都合でリクエストだったみかんの花咲く頃にはまだちょっと早い昨日25日に15名ほどの一行はやって来ました。
一度や二度で人間牧場の場所を覚えるほど簡単な場所に人間牧場はないものですから、例によって下灘コミュニティセンターで待ち合わせをしました。藤本さんから「足湯」の希望もあったので、前日から泊まりに来ていた孫朋樹を同伴し、8時に牧場へ上がって風呂を沸かし、味噌汁のサービスをするためかまど小屋のかまどに火を入れ鍋で味噌汁の出汁を沸かしました。皆さんの滞在時間が昼食や私の話を含めて3時間ということもあるので、事前準備をしっかりしました。運よく前日に年輪塾の学習会があって、昨日主か以後綺麗に掃除をしていたので多少助かりました。
(足湯を楽しむ皆さんたち)
(豪華な二の膳までついた弁当を広げての食事会)
一行は14~15人でしたが、車を連ねての人間牧場への移動は遅れ気味の車もいて、携帯電話での誘導となりました。松本小番頭もえひめ地域政策研究センター出向中にお世話になったからと、わざわざラブじゃこ天を差し入れにやって来ました。前日は年輪塾があり、その後懇親会で御前様だったのに、律儀なことで感心しました。早速足湯を楽しみながら皆さんで日向ぼっこをしました。そして私の炊いた味噌汁を注ぎ分けてちょっと贅沢なお弁当を広げ昼食です。明治時代のお膳が配られ、人間牧場でこれまで食べた昼食では一番豪華なものとなりました。藤本明美さんの気配り手配り目配りには感心するばかりです。
明治の軍服を着たとんでもない来訪者が途中で侵入したり、フロンティアグループのメンバーがブーメランテーブルの輸送中に顔を見せたり、はたまた何の前触れもなく訪ねてくる人がいたり、まあ賑やかな対応となりました。食事後私の卓話を熱心にメモをしながら聞いた方々を孫朋樹と二人で見送り後片付けの後、二人で先日植え残っていたコンニャクイモを植え、嶽の支柱を立てて作業を終わりました。
今年は天候不順でサツマイモのツルの伸びが悪く、このままでは間に合いそうにもないようです。これも天候のせいだと諦め次の手立てを考えなければならないようです。
ともあれ忙しかった人間牧場での二日間は天候に助けられ何とか無事に終えることが出来ました。積小為大を実感した二日間でした。
(孫朋樹が撮影してくれた私の作業風景)
(45個の種芋を植え終わりました)
「日向にて 豪華弁当 食べながら 味噌汁すする 長閑なりけり」
「ああ今日も よき人群れて 縁重ね 日和味方の 出会い楽しむ」
「雲もなく 風心地よく ほお撫でる 遠く漁船の エンジン音が」
「この二日 来客ありて 忙しく 話聞きつつ はがきしたため」