〇ささやかなクリスマスイブ
昨夜は孫と妻と私の3人でささやかなクリスマスイブを楽しみました。妻が仕事から帰った午後5時半、早々に親父の夕食の準備をして夜の街へお出かけです。孫にとっては度々のクリスマス会が重なっているし、クリスマスプレゼントも沢山いただいているので、少しや破れ始めたシューズが欲しいとのことでした。加えてゲームもちょっとしたいということで、孫は手頃で身近な場所である伊予市のフジをリクエストしました。来年からピカピカの一年生になる孫はもう聞き分けもよく、私たちたち夫婦との会話もできて大助かりです。
街のあちこちにはクリスマスを祝うイルミネーションが一層輝きを増して私たちをホットな気持ちにさせてくれました。富士に到着すると孫は迷わず2階のおもちゃコーナーへ一直線です。おもちゃ売り場は子どもたちが大勢集まり、私たちと同じようにおじいちゃんやおばあちゃんもプレゼントの品定めをしていましたが、もうクリスマスのプレゼントを既に渡しているのでしょうか、思ったより少なめでした。孫は妻から100円硬貨を貰い、ゲーム機でカードゲームを始めました。カードが出てきて孫は得意顔です。ゲームの理解ができるのかな?と思って傍でみていましたが、案外上手に遊ぶのに驚きました。私などはこんな直感的スピードにはつて行けないのです。
靴は孫と妻が相談して決めました。子どもの靴などそんなに高くはないだろうと思っていましたが、どうしてどうして、キャラクターがついているので、一緒に買った私の靴よりはるかに高いのです。孫は得意顔でささやかながらいいクリスマスプレゼントができました。食事をしようと近くのレストランに入りました。本当はそばの好きな孫のためにそば吉へ行く予定でしたが、てっとり早い場所を選んだのです。
私と妻は最近全く別なものを頼んで、二人で半分分けして食べるよう心がけているので、セットメニューを注文しました。孫はお子様系のランチを注文です。店の中はまだ6時過ぎだというの客足も殆どなく、別の客が一組だけという寂しさでした。それでも料理はおいしく孫は籠の中から小物のプレゼントをもらってご満悦でした。
7時直ぐにわが家へ帰り、孫は早速お母さんに電話して靴をプレゼントしてもらったことを楽しそうに話していました。普通であればクリスマスケーキといったところでしょうが、ケーキはこの数日沢山食べたようなのでなしです。少し軽めの果物と少し風邪気味な私のためにポカリスエットで乾杯し、テレビを見ながらクリスマスイブを締めくくりました。
孫と一緒に風呂に入り、寝るのも「おじいいちゃんが大好き。男同士」などと泣かせる言葉につられて、早めに床につきました。孫と一緒に寝るとまるで湯たんぽを抱いて寝ているようにポカポカとして温かいです。私は寝る前に孫のリクエストに応えて幻の怪獣という創作物語をはなしてやりました。楽しそうに聞きながら夢の世界へ旅立ちました。今日は予定していたイチゴ狩りこそできなかったものの、翠小学校の校長室へお邪魔して、忙しい校長先生に遊び道具で遊んでもらったり、シーサイド公園のじゃこ天のおばちゃんにチョコレートを貰ったりと、孫にとっては楽しい一日となりました。
「クリスマス イブを三人 楽しんで 満足孫を 湯たんぽ代わり」
「いつの間に 大きくなった 孫の足 靴のサイズに 妻は驚き」
「俺の靴 孫の靴より 安いとは 価値観変わり 戸惑うばかり」
「孫後ろ まるで金魚の 糞のよう 一日中も うろちょろ嬉し」